目元のシワはどうしてできるの?原因と対策方法とは?

見た目年齢を一気に上げてしまう目元のシワ。

ある日鏡を見るとこんなところにシワが、と思って落ち込んでしまったことはありませんか?

この目元のシワはどうしてできてしまうのでしょう。

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原因と対策方法を知って、シワの目立たない理想の目元を手に入れましょう!

どうして出てくる?目元のシワの原因と対策

目元のシワにもいくつか種類があります。

あなたのシワはどれでしょうか?

お風呂に入った後、すぐ鏡を見てみて下さい。

  • 消える  → 小ジワ
  • 消えない → 表情シワ、深いシワ

目元などを見てみて、どうでしょうか?

種類別に原因と対策を見ていきましょう。

小ジワ(ちりめんジワ)

目元や口元にできやすく、細かいちりめん状の浅いシワです。

お肌の乾燥がおもな原因。

ターンオーバーの力が低下して新しい健康的な角質層を作り出すことができず、角質に水分が含まず乾燥が起こりやすくなります。

1日に約2万回まばたきする目元は皮膚が薄く、乾きやすいので特にできやすく、20代後半くらいから目立ち始めます。

長く続くと深いしわになりやすいので早めのケアをするようにしましょう。

今シワがない人も目元まわりをしっかり保湿し、先回りのケアをするとよいでしょう。

保湿ケアをしても改善されないシワは、小ジワではなくさらに進行した深いシワの可能性があります。

保湿ケアにプラスしたケアが必要です。

対策方法は?

  • 保湿ケアしっかり行う
  • メイクは油分が多いものを使わない
  • 洗顔のとき、人肌程度の水温で水分を蒸発させないようにする
  • 普段のスキンケアで、力の強いマッサージはしない
  • 保湿効果の高いアイクリームを取り入れる
  • 睡眠不足に気を付ける

小じわを見つけたら、一刻も早く丁寧な保湿ケアをするようにしましょう。

保湿に効果的な成分

  • セラミド
  • グリセリン
  • アミノ酸
  • スクワラン など

表面がかたい場合、角質ケアしてから保湿します。

角質ケアはピーリングや肌に優しいソルトマッサージなどがおすすめ。

メイクは油分が多いものを使うと、自ら水分や皮脂が排せつされずに小ジワを増やす原因になるので注意しましょう。

ファンデーションは、界面活性剤や防腐剤の配合が少ないものを使うのがおすすめ。

メイクを落とす時も注意が必要です。

なかなかメイクが落ちないのでゴシゴシこすると目元のシワの原因になるのでやめましょう。

洗顔時のお湯も熱すぎると乾燥を引き起こしてしまいます。

また、乾燥したままフェイスマッサージやアイメイクする時に皮膚を引っ張ったりするのも乾燥小じわを作る原因になるので避けます。

睡眠不足はターンオーバーを乱し、角層を荒れさせ、肌が乾燥しやすくし目元やその他のシワの原因になります。

表情ジワ

笑ったり、怒ったり、同じ表情を繰り返すことで表情筋が縮まってできるシワです。

皮膚にシワが寄り、それが定着して表情シワができてしまいます。

年齢とともに深くなってきます。

目元の笑いジワの他に、眉間や額にできやすいです。

対策方法は?

  • 日焼けをしない
  • 肌のむくみを解消する
  • 好ましくない表情(への字口、まゆを上げ下げ、眉間に力を入れるなど)を避ける
  • マッサージなど筋肉の緊張を緩める
  • 初期の表情ジワにはコラーゲンを増やすホームケアを
  • スキンケアでは限界があるので、美容医療の力も借りる

紫外線は真皮に達して、コラーゲンやエラスチンを破壊してシワの原因になります。

日焼け止めを塗ったり、ファンデーションを用いて紫外線対策をしっかりするようにしましょう。

シワを作る表情をしていないか、鏡でチェックするのもおすすめです。

美容医療を取り入れる場合は、ヒアルロン酸注入や、ボトックスなどがあります。

深いシワ(真皮シワ)

さらに深いシワは、加齢ジワまたは真皮シワともいいます。

真皮のコラーゲンエラスチンの損傷や減少が主な原因です。

年齢とともに、コラーゲン組織が壊れやすくなり、量が少なくなり、深いシワとなってしまいます。

また、紫外線も肌の奥に入り込んでコラーゲン組織を破壊し、シワ原因になっています。

対策方法は?

  • 肌の中でコラーゲンを生み出している線維芽細胞を活性化させる成分を与える
  • 抗酸化化粧品でエイジングケアをする
  • ピーリングを定期的に行う
  • 紫外線対策をする
  • 体重を増減させない

肌のコラーゲンを増やすためには、コラーゲン入り化粧品を使うより、コラーゲンを増やす成分が入った化粧品を使うほうが効果的です。

<コラーゲンを増やす成分>

  • ビタミンC
  • レチノール
  • ナイアシン(ビタミンB3)
  • ペプチド など

また、抗酸化化粧品(ビタミンC、ナイアシン、カテキン、リコピン、油溶性甘草エキス、オウゴンエキスなど)取り入れ、シワの原因になる活性酸素を予防しましょう。

ピーリングを定期的に取り入れることによって、ターンオーバーを促し、真皮の線維芽細胞を活性化し、コラーゲンを増やす働きがあります。

紫外線は目元のシワだけではなく、様々な老化を加速していきます。

紫外線による老化は8割、自然の老化は2割と言われています。

ちょっとした外出(ごみを捨てるだけ、洗濯物を干すだけ、家にいるだけ)でも油断せず、紫外線対策をしていきましょう。

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シワにNGな習慣って?

意外とやってしまっている習慣が、目元のシワの原因になっているかもしれません。

『シワを引っ張りながら溝に美容液を入れ込む』

目のまわりの皮膚は薄いので、引っ張るとシワがより深く刻まれてしまいます。

引っ張らず、やさしくなじませるようにしましょう。

『表情筋エクササイズが習慣』

口を大きく開けるなどの表情筋エクササイズは表情シワを深くする可能性があるので、器具を使ったエクササイズがおすすめです。

<ペットボトルエクササイズ>

  1. 500mlの空のペットボトルを用意します。
  2. 唇だけでペットボトルの口をくわえて持ち上げ、10秒そのままキープします。
  3. 最初は何も入っていない状態で始め、水を少しずつ入れていきます。

また、普段の姿勢も気をつけることも大切です。

口をしっかり閉じ、姿勢を正し、あごから首ラインを意識して、普段から表情に緊張感をもたせると、筋肉が鍛えられ、シワ・たるみ予防になります。

『食事に気を使わない』

シワの予防に一見関係なさそうですが、腸内環境を整えることもポイントです。

毎日お通じが来る人ほどシワができにくいと言われています。

内側からのケアも大事です。

ビフィズス菌、乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維を摂るように心掛けましょう。

さらに、ダイエットや偏食などによってタンパク質が不足すると、体内のコラーゲンも減少し、肌のハリがなくなりシワができるので注意が必要です。

まとめ

目元のシワができる原因と対策方法について見てきました。

シワにはいくつか種類がありました。

  • 小ジワ
  • 表情ジワ
  • 深いシワ

小ジワは乾燥が原因。

表情シワは顔の表情筋が縮まってできるもの。

深いシワは真皮のコラーゲンやエラスチンの減少が原因。

お風呂上りすぐに鏡で見て消えていたり、保湿ケアをすることで改善するのが小ジワです。

それでも消えないものが、表情ジワや深いシワです。

対策方法は、次の通りです。

小ジワの場合

  • 保湿ケアしっかり行う
  • メイクは油分が多いものを使わない
  • 洗顔のとき、人肌程度の水温で水分を蒸発させないようにする
  • 普段のスキンケアで、力の強いマッサージはしない
  • 保湿効果の高いアイクリームを取り入れる
  • 睡眠不足に気を付ける

表情ジワの場合

  • 日焼けをしない
  • 肌のむくみを解消する
  • 好ましくない表情(への字口、まゆを上げ下げ、眉間に力を入れるなど)を避ける
  • マッサージなど筋肉の緊張を緩める
  • 初期の表情ジワにはコラーゲンを増やすホームケアを
  • スキンケアでは限界があるので、美容医療の力も借りる

深いシワの場合

  • 肌の中でコラーゲンを生み出している線維芽細胞を活性化させる成分を与える
  • 抗酸化化粧品でエイジングケアをする
  • ピーリングを定期的に行う
  • 紫外線対策をする
  • 体重を増減させない

目元などのシワは、早め早めの予防対策を行い、シワの目立たない美肌を目指していきましょう!

こちらの記事もご覧ください。⇒肌のハリはどうしてなくなるの?美容液を選ぶコツとおすすめ5選

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