この前、あのブツブツした詰まりを取ったばかりなのに。
何度も繰り返す肌毛穴の詰まり。
鏡を見るたび全部取れてくれればいいのに!とお悩みではありませんか?
なぜ、取っても取っても毛穴詰まりは出てくるのでしょう?
原因から解決して、毛穴詰まりのお悩みから解放されませんか?
目次
なぜ、取っても詰まりはまた出てくるの?
よし、取った!と思ってもすぐに詰まる毛穴。
なぜ毛穴の詰まりは繰り返すのでしょう?
まず、何が毛穴に詰まっているのかを見ていきましょう。
毛穴の詰まり、角栓の正体とは?
毛穴に詰まっているのは、角栓と呼ばれるもので、皮脂、角質、汚れなどが混ざってできます。
角栓の大部分はタンパク質でできています。
皮脂は毎日の洗顔で落とせても、タンパク質部分がなかなか落とせず、残ってしまうことが多いです。
しかしながら、実は角栓は肌に必要なものなんです。
角栓が毛穴に詰まっていることにより、外からの雑菌が毛穴から入り込まないようにする働きがあります。
本来、角栓は常にちょっとずつ作られていて、ターンオーバーなどにより自然と落ちていくはずです。
ターンオーバーが滞って、毛穴に残って、毛穴をふさいでしまっている角栓が問題になってきます。
そのような角栓は放っておくと大きくなったり、酸化して黒ずみ毛穴になりやすくなります。
大切なのは、ターンオーバーを整え、自然と古い角栓が剥がれ落ちていくようにし、なめらかな毛穴の目立たない肌にすることです。
なぜ毛穴に詰まる?
皮脂の過剰分泌
乾燥やストレスで皮脂の過剰分泌が起こります。
過剰な皮脂は角栓となって毛穴に詰まります。
肌が脂っぽい、テカりそうと思い、保湿をしないでいると、逆に皮脂の分泌を増やしてしまいます。
油とり紙を頻繁に使うのも余計に皮脂を増やす原因にもなります。
毛穴に残った汚れ
濃いクリームや密着するメイクなどは、きちんと洗顔をしないと毛穴に残ることがあります。
メイク剤が毛穴にこびりついて、毛穴詰まりになってしまいます。
もちろん、メイクを落とさないで寝てしまうのは良くないです。
ターンオーバーの乱れ
乾燥や紫外線、きちんと汚れの落とさない洗顔などにより、ターンオーバーが乱れると、角質が肌に溜まってしまいます。
ターンオーバーとは細胞が生まれ変わる仕組みのこと。
このターンオーバーが乱れると毛穴の詰まりだけではなく、ニキビなどの原因にもなります。
繰り返す毛穴詰まりはどうすればいい?
このような、毛穴を詰まらせる原因を解決できないでいると、詰まりを取り除いてもすぐに元通りになってしまいます。
毎日のスキンケアを見直す必要があります。
特に大事なのは、ターンオーバーを整える正しい洗顔と保湿です!
正しい洗顔方法
洗顔をする前に、蒸しタオルなどで肌を柔らかくし、毛穴を開いてから行いましょう。
肌に必要な皮脂まで落とさないように、お湯はぬるめにして洗うようにします。
洗顔はたっぷりの泡で汚れを吸着するように行います。
洗顔時は、肌をゴシゴシこすらないように気を付けます。
洗顔時間は短めに。洗顔料が肌に触れている時間は30~40秒にするようにします。
毛穴が詰まっていると感じる時は酵素洗顔を使ったり、アルカリ性の洗顔料を使うのがおすすめです。
こちらの記事も参考にしてください⇒美肌のカギ。毛穴黒ずみをスッキリさせる洗顔とは?
しっかり保湿
乾燥すると皮脂が過剰分泌するのでしっかりと保湿することが大事です。
保湿というと化粧水をたっぷりとつけるイメージがあるかもしれません。
しかし、保湿は肌に水をつけるのではなく、保湿成分を肌に与えることです。
保湿成分は次のようなものがあります。
セラミド
肌のうるおいのベースになっている成分。
水分を抱え込む性質があり、水分を肌から逃がさず、外からの刺激から守ります。
セラミドは水と結合してラメラ構造と呼ばれる層をつくります。このラメラ構造に取り込まれた水分は、湿度が0%になっても蒸発しないのです。
ぷるぷる肌に欠かせない成分です。
セラミドは化粧品の原料としては比較的高価なものなので、セラミド入りの化粧品はお高めになります。
値段が安いものにはセラミドが少量しか配合されていない場合もあります。
コラーゲン
タンパク質の一種です。
真皮にあるコラーゲンは皮膚の弾力を保ち、丈夫にしています。
コラーゲンが少なくなるとシワやたるみの原因になります。
化粧品に配合されているコラーゲンは保湿成分として働きます。
エラスチン
真皮にあるタンパク質の繊維で、コラーゲンの繊維の間をぬうように走っています。
エラスチンが劣化すると肌のシワの原因になってしまいます。
化粧品に配合されているエラスチンは保湿成分として働きます。
ターンオーバーを整えるために
洗顔や保湿の他に、次のようなことにも気をつけるようにします。
- 睡眠不足にならないようにする
- 不規則な食生活を避ける
- たばこは厳禁
- 紫外線対策はしっかりする
デコルテマッサージ
ターンオーバーを整えるために、デコルテマッサージもおすすめです。
首などを含めたデコルテのマッサージでリンパを流すことで、血行が良くなり、肌にも栄養がきちんと行き届くようになり、ターンオーバーも整います。
顔のお手入れと同時に行うことで習慣化しやすくなります。
マッサージをするときは優しく力を入れないようにします。
マッサージする時はクリームをつけて肌を保護し、指の滑りを良くします。
デコルテ専用のクリームもありますが、顔と同じものを使っても大丈夫です。
耳の下→首筋→鎖骨へリンパを流すイメージで行います。
応急処置、コメドプッシャー
角栓がザラザラ盛り上がってきたら、指で押すのではなく、専用のコメドプッシャーを使い取り除くようにしましょう。
やりすぎると肌を刺激し、毛穴が広がるので月2回程度にしておきます。
コメドプッシャーは押し出す部分が丸く厚手なものの方が肌に負担になりません。
使う前に洗顔をし、蒸しタオルなどで肌を温め柔らかくします。お風呂上りに行うのもいいでしょう。
角栓の気になるところに軽く当てます。強く押したり力を入れたりしないようにします。
軽く押して出てこないようであれば、やめます。何度も押してしまうと肌を傷つけてしまうので注意してください。
抜いた後は穴が開いた状態になるので、保湿と引き締める美容液を使うようにします。
使用した後のコメドプッシャーは消毒します。
ニキビなどで赤くなっている部分には使わないようにします。
できれば、コメドプッシャーが必要ないようにケアしていくことが大切です。
毛穴の詰まりを取ろうと気にすると、肌を傷つけるまでやってしまう場合が多いので、”取る”ことにこだわらないようにすることも大事です。
毛穴はすぐ閉じたりしないので、長期的にケアをする必要があります。
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まとめ
しつこい肌の毛穴詰まりの対策についてみてきました。
毛穴詰まりは角栓と呼ばれるもので、皮脂、角質、汚れなどが混ざってできます。
毛穴詰まりの原因は、次のことが考えられます。
- 皮脂の過剰分泌
- 毛穴に残った汚れ
- ターンオーバーの乱れ
なぜ、肌の毛穴詰まりはとってもまたすぐ出てくるのでしょう?
それは毛穴を詰まらせる原因を解決できないまま、詰まりだけを取り除いるのでからです。
繰り返す毛穴詰まりはどうしたらいいでしょうか?
- 正しい洗顔
- しっかり保湿
- ターンオーバーを整える
ことが大事です。
ターンオーバーを整えるために、デコルテマッサージもおすすめです。
根本的な原因を取り除き、詰まりのできないつるすべ肌を目指しましょう!
こちらの記事もご覧ください⇒肌が汚い!頬の毛穴を目立たなくする秘策はある?
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