ダイエットしていて、体重も減って順調に痩せてきたのにお腹周りだけ痩せない!
それ、内臓下垂のせいかも。
せっかく痩せてきたのに、お腹だけポッコリ出ちゃってるの、嫌ですよね。
そんな時は、内臓下垂を改善できる1ポーズ30秒のヨガがおすすめです。
毎日少しの時間でできるので是非試してみてください!
目次
内臓下垂ってどんなの?
”内臓下垂”ってどんなものなんでしょう?
文字の通り、内臓(胃や腎臓、肝臓など)が通常の場所より下がってしまうことです。
大食いの人がたくさん食べても太らない”胃下垂”も内臓下垂の一種です。
内臓が通常の場所より下がってしまうと、骨盤の中に入ってしまい、骨盤が開いた状態になってしまいます。そして骨盤が広がって、太りやすい体になってしまいます。
内臓が下がって一番影響を受けるのは、腸です。
他の内臓が下がってくると下のほうにある腸が押しつぶされてしまいます。
押しつぶされてしまうため炎症をおこしやすくなります。
炎症をおこすと代謝が落ち、脂肪がつきやすくなり、お腹がでてきてしまいます。
内臓下垂はどうしてなるの?
では内臓下垂はどうしてなるんでしょう?
次のような原因が考えられます。
- 不規則な生活(寝る前に食べてしまう)
- 消化吸収の遅れ(脂っこいものばかり食べている)
- 姿勢が悪い(猫背になっている)
- 運動不足で内臓を支えるインナーマッスルが衰えた
- 過激なダイエットで腸の筋肉が減ってしまった
- 骨盤が歪んで内臓を支えられなくなった
よくある原因は、内臓を支える筋肉が少ない。筋肉で支えきれず、内臓が下がってきてしまっているんですね。
内臓下垂になるとお腹がぽっこりになるだけではなく・・・
内臓下垂になるとお腹がぽっこりするだけではなく、次のような症状がでたりします。
- 食欲旺盛(逆に食欲がわかない)
- 下痢や便秘になる
- 体がむくむ
- 体が冷える(平熱が35℃台)
- 朝起きたら、体がだるい、疲れがとれにくい
- 呼吸が浅い、深く息が吸えない
- 生理痛が悪化する
- 腰痛になる
- 頭痛や肩こりがひどくなる
- 食後にゲップが出やすい
内臓下垂を改善しないでそのままにしておくと、太りやすいだけでなく、体に色々なトラブルを起こし、調子を悪くしてしまうんですね。
内臓下垂かどうか、チェックする方法
内臓下垂は自覚がある人もいれば、全く気付かない人もいるようです。
簡単なテストで内臓下垂かチェックしてみましょう。
- お尻に手を付けます。
- かかとを床から離さず、そのまましゃがむ
これができないと内臓下垂です。
下がった内臓が上半身と下半身のつっかえ棒になってしまっています。
では、内臓下垂はどうしたら改善されるのでしょう?
ただ腹筋運動をしていてもお腹を凹ませることができません。
おすすめの改善方法は、短い時間でもできるヨガポーズです!
ヨガが内臓下垂改善に効く?
ヨガはダイエットや健康法として多くの人に親しまれていますが、内臓下垂の改善にも効果があります。
ヨガの効果は主に次のようなものがあります。
1.体を柔軟にして丈夫にする
色々なポーズをとることによって体の柔軟性が増し、丈夫な体にすることができます。
2.体の歪みを改善し、脂肪の付きにくい体にする
ヨガをすることによって、筋力がつき、歪みも改善され、姿勢がよくなります。インナーマッスルも鍛えられ、脂肪のつきにくい体にしてくれます。
3.体内環境を整える
筋肉の伸縮と深い呼吸でヨガをすることにより、血行がよくなり、内臓が活性化されます。病気予防や腸内環境を整えてくれます。
4.体をリラックスさせる
ヨガの呼吸法や瞑想は体をリラックスさせてくれ、ストレスを和らげてくれます。ヨガをした後は、ポジティブな気分になれます。
このようにヨガには色々な効果があります。ヨガのポーズをすることによって内臓下垂の原因になっている姿勢が悪いのを改善したり、内臓を支えるインナーマッスルを鍛えてくれるので、内臓下垂にも効果があります。
ヨガは呼吸が大事です。ポーズをとるときは呼吸を止めないようにしましょう。
ヨガの代表的な呼吸法が、腹式呼吸。
息を吸うときは鼻からゆっくり、息を吐くときは深く長い呼吸をし、お腹をへこませます。
一呼吸ごとに、息を吐き切りましょう。
ゆっくり呼吸をすると、リラックス効果があります。
毎日1ポーズ30秒、ヨガで内臓下垂を改善
下がった腸を元の場所に戻す、橋のポーズ
- お尻の下にかかとをつけ、手の平を床につけます。足は腰幅に開きます。
- 息を吸いながら、足の裏で床を押し、お尻を上げます。
- 30秒間その姿勢をキープします。
下がってしまった腸をあげるように体をそらします。
寝る前にすると効果的です。
腸を目覚めさせるヨガのポーズ
- 仰向けになり、足を抱え込みます。
- その状態で腰をひねります。
朝にすると効果的です。
便秘改善にもなります。
コブラのポーズ
- うつ伏せになります。足を肩幅くらいに広げ、肘を曲げます。
- 息を吸いながら、両手で床を押し、腰を伸ばしながら胸を反らせ上半身を起こします。
- 腰を伸ばす力と背筋を使いながら姿勢をキープします。
- 息を吐きながらゆっくりと上半身を下していきます。
上半身を起こす時は、勢いをつけず、必ずゆっくりとした動作で行いましょう。
冷え性、軽い腰痛に効きます。
腰上げゆらゆらヨガポーズ
- 仰向けになります。足裏を合わせてひざを開きます。
- お尻を上げて骨盤を水平にしながら、左右に揺らします。
お尻を上げにくい場合は、タオルなどをお尻の下に入れるといいです。
ひざは大きく開くようにしましょう。
内臓下垂だけでなく、便秘改善にも効果があります。
寝る前やお風呂上りなど、リラックスしている時にすると効果的です。
ガス抜きのポーズ
- 仰向けに寝ます
- 両ひざを両手でをかかえ
- 息を吸って吐きながら胸に抱えます
- もう一度吸って、吐きながらひざにおでこを近づけます。
自然にガスを抜くことができます。
前腕をほぐす前屈
- 少し足を開いて立ちます
- 息を吐きながら、ひざをまげないように前屈して、手を足の下に入れて、手のひらを足の裏につけます
- 頭を持ち上げ、背中をくぼめ、呼吸を繰り返します。
内臓の調子を整え、肝臓、膵臓の働きを活発にします。
捻った三角のポーズ
- 深く息を吸って、ジャンプして両足を大きく開きます。
- 両手を横にまっすぐ伸ばします。
- 息を吐きながら、上半身を右後ろにひねっていき、左手のひらを右足外側の床につけます。
- 右手を左手と一直線になるまで伸ばし、右手を見ます。その時、両ひざは真っすぐに伸ばします。
お腹の内臓の働きを良くしてくれるだけでなく、おしりの筋肉も強くしてくれます。
鋤(すき)のポーズ
- 仰向けになり、息を吸いながら、両足をそろえ、床と垂直になるように上に上げる。
- 手は床につけたまま、足先を頭の上の床に付くように曲げていく。
- 息を吸いながら仰向けの状態に戻す。
他のヨガポーズをやって最後のほうにするのがおすすめ。
内臓下垂の改善だけでなく、体のむくみもとってくれます。
ヨガポーズで内臓下垂改善のまとめ
いかがでしょうか。
内臓下垂とは、筋力不足や不規則な生活が原因で、内臓が本来あるべき場所より下がってしまうことです。
内臓下垂は、お腹がぽっこりでてまうだけでなく、冷え性や便秘にもなってしまうので改善させる必要があります。
内臓下垂改善におすすめなのは、1ポーズ30秒でできるヨガポーズです。
橋のポーズやコブラのポーズ、腰上げゆらゆらヨガポーズなど、簡単にできるものが多いので、是非やってみてください。
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