何かと気になるお腹の脂肪。
前は着れたスカート、パンツがお腹が引っかかって入らない。
なかなか脂肪が落ちなくて困っていませんか?
そのお腹の脂肪、どうして落ちないか、原因を知っていますか?
原因はこんなところにありました。
脂肪が落ちない原因を知って、すっきりお腹、目指しませんか?
目次
そのお腹の脂肪は、洋ナシorリンゴ?
まず、知っておきたいのはお腹の脂肪が2種類あるということ。
”皮下脂肪” と ”内臓脂肪” です。
皮下脂肪
皮下脂肪とは、お腹の皮膚の下にあって、手でつまむことができる脂肪のことです。
体温を維持する働きがあります。
皮下脂肪は減りにくく、女性につきやすく、お尻や太ももにもつく脂肪です。
皮下脂肪は、長年に渡って少しずつ蓄積されていきます。
下半身に脂肪がついている「洋ナシ形肥満」は、皮下脂肪が多くついています。
皮下脂肪は燃焼させて落とすのが難しいので、消費エネルギー以上にカロリーを摂らないようにするなど、脂肪をつかないようにすることが大切です。
内臓脂肪
内臓脂肪とは、腹部の内臓の周りにある脂肪のことです。
脂肪がつきやすく、減りやすく、男性につきやすいく、増えていくと、メタボリックシンドロームになりやすくなります。
内臓脂肪は、運動不足やエネルギーの摂りすぎによって、すぐついてしまいます。
上半身からお腹にかけて脂肪がついている「リンゴ型肥満」は、内臓脂肪が多くついています。
内臓脂肪のほうが、外見から分かりにくく、生活習慣病になりやすいので注意が必要です。
皮下脂肪より、食事をコントロールすることなどで落ちやすい脂肪です。
ダイエットのリバウンドでつくのは、ほとんど内臓脂肪です。
脂肪を落としやすく、つきやすい内臓脂肪は、ウォーキングやジョギングなど軽い運動で減らしていきましょう。
時間のない人は、通勤や通学などでエスカレーターではなく階段を使うようにするなど、できるところから始めるといいでしょう。
お腹の脂肪が落ちない原因はコレだった!
お腹は、大事な内臓を守る役目があるので脂肪が落ちない
胸やお腹には大切な臓器がたくさんあります。
胸には内臓を守るためのろっ骨があります。
でも、お腹には骨がないので、脂肪で中の内臓を守っています。
特に女性は子宮を守らないといけないので、お腹の脂肪、特に皮下脂肪がつきやすくなっています。
腹筋が弱ってくると代わりに脂肪で内臓を守ろうとするので、脂肪が落ちにくくなってきます。
腹筋運動などをして、脂肪をつきにくい体にしていきましょう。
お腹の筋肉はあまり動かさないため脂肪が落ちない
お腹周りは、手足に比べ、日常生活で動かすことが少ないことも、脂肪が落ちない原因になっています。
そのため、お腹は筋肉の発達が少なく、筋肉があっても、普段あまり動かさないので筋肉が落ちやすくなってしまいます。
筋肉が少ないと脂肪がつきやすくなります。
特に意識して筋肉をつけていかないと、年齢とともにだんだん衰えて、たるみが目立つようになってしまいます。
基礎代謝が低下しているため脂肪が落ちない
基礎代謝とは、何もせずじっとしていても、生命維持のために使用されるエネルギーのことです。
基礎代謝は20代前半をピークにどんどん悪くなってってしまいます。
基礎代謝が悪くなると、老廃物を体の外に出す機能が弱くなってしまい、それが体の中で脂肪として溜め込んでしまいます。
逆に、筋肉を動かしたりして、基礎代謝をあげると、脂肪を燃焼しやすくなります。
基礎代謝はその日の体調によって変わります。
いつもと同じ量を食べても、体重が増えたり、あまり増えなかったりします。
基礎代謝をあげるためには、食事をきちんとする、アルコールを飲み過ぎない、血行を良くするような運動をすることが必要です。
皮下脂肪は落ちる順番がある
皮下脂肪が落ちる順番があります。
体の末端から中心部に向かって落ちるようになっています。
手首や足首は一番脂肪が落ちやすく、お腹やお尻が一番最後に落ちます。
ダイエットしてもお腹の脂肪が落ちないと感じるのは、このことが原因でしょう。
脂肪も内臓脂肪→皮下脂肪の順番に落ちるようになっています。
脂肪燃焼は、体全体の循環で起こる代謝活動で、体の一部で起きるわけではないです。
ですから、部分的に痩せるということはできないのです。
ストレスが溜まっている
お腹の脂肪が落ちない原因として、ストレスがあります。
人がストレスを感じた時に分泌されるホルモン(コルチゾール)は、脂肪をためやすい働きがあります。
また、食欲を抑えるホルモンを減らしてしまうため、たくさん食べてしまいます。
ストレスは溜めないで、こまめに解消するようにしていきましょう。
ダイエット自体がストレスの原因になって、ダイエットがうまくいかない場合も多いようです。
睡眠不足
睡眠不足になると、成長ホルモンが少なくなってしまいます。
成長ホルモンとは、体を成長させたり、代謝を良くしたり、体を修復したりする働きをするホルモンのことです。
成長ホルモンが少なくなると、脂肪を燃焼しにくく、太りやすくなってしまいます。
そして、寝不足でも、食欲を抑えるホルモン分泌を少なくしてしまいます。
寝不足の人は食欲が増えて、高カロリーなものを食べてしまう傾向があります。
成長ホルモンは10時から2時の間に特別多く分泌されます。
遅くとも、12時までには寝るようにしましょう。
どうしても夜寝れなかったときは、お昼休みなどに短い昼寝をするようにしましょう。
また、夜遅くまで起きていると、その分食事量が増えてしまいます。
夜中のカップラーメンがおいしい、なんて経験ありませんか?
夜カロリーを摂取してしまうと、朝起きた時に体が重く、朝ごはんを食べないなど、生活が不規則になってしまいます。
寝る2、3時間前に高カロリーなものは控えましょう。
そのまま脂肪として蓄えられてしまい、お腹の脂肪が落ちない原因となってしまいます!
体が冷えている
お腹や腰回りが冷えてしまうと、体を守ろうとする体の働きがあるので、なかなかダイエットが上手くいきません。
冷えていると内臓の働きが低下し、食事を消化する働きも悪くなり、基礎代謝も悪くなり、内臓脂肪を溜めやすく、お腹の脂肪が落ちない原因になってしまいます。
冷えると血流が悪くなり、冷えている部分に老廃物や脂肪が溜まりやすくなって、お腹に脂肪がつきやすくなってしまいます。
夏だからといって冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎると、内臓が冷えてしまいます。
室温以上のものを摂るようにしましょう。
間違ったダイエットをしている
一種類のものだけしか食べないダイエットなどをして、偏った食事になっていませんか?
栄養バランスが崩れると内臓脂肪がついてしまいます。
カロリー制限は逆効果な場合があります。
最低限必要なカロリーより低くなってしまうと、脳が飢餓状態になってしまいます。
飢餓状態になってしまうと、脂肪ではなく筋肉を落とすようになってしまいます。
筋肉が落ちると基礎代謝も悪くなってしまい、痩せにくくなってしまいます。
ダイエットをする時は、バランスの良い食事と適度な運動をするようにしましょう。
まとめ
お腹の脂肪には ”皮下脂肪” と ”内臓脂肪” の2種類がありました。
気になるお腹の脂肪が落ちないのは、次のような原因があります。
- お腹は、大事な内臓を守る役目があるので脂肪が落ちない
- お腹の筋肉はあまり動かさないため脂肪が落ちない
- 基礎代謝が低下しているため脂肪が落ちない
- 皮下脂肪は落ちる順番がある
- ストレスが溜まっている
- 睡眠不足
- 体が冷えている
- 間違ったダイエットをしている
お腹の脂肪が落ちない原因を知って、すっきりお腹をめざしてすこしずつ改善していきましょう!
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