お腹が張って、出ていて気になる。
お腹が出ていると、いまいちファッションを楽しめなかったり、出かけるのが憂うつになってしまったり。
そのお腹に溜まっているのはガスかもしれません。
溜まっているガス抜きができる簡単ストレッチで、すらっとお腹になりませんか?
目次
オナラは我慢しないで!
オナラはどんな人でも量は違いますが、出ます。
平均1日1リットル、10回前後出ると言われています。
普段、会社や学校、電車など人前でオナラを我慢している人は多いと思います。
ですが、オナラを我慢すると、こんなことになってしまいます。
- 腹痛
- さらにオナラが出てしまう
- 便秘
- 体臭、息が臭くなる
- 肌荒れ
- 健康被害
オナラを我慢するとストレスが溜まり、さらにオナラが出やすくなってしまいます。
我慢していると、大腸にガスがどんどん溜まり、圧迫され腹痛になってしまいます。
人はオナラとして有害なガスを体の外に出しているので、それを我慢してしまうと有害なガスが体内に溜まり、血液に溶け込み、全身に巡って、口臭、体臭となって出てしまうのです。
また、オナラを我慢し続けると、腸内に悪玉菌が増えて、最悪大腸がんになる恐れもあります。
肝機能に障害が起きたり、悪玉菌をやっつけようと免疫が過剰になり、アレルギーになりやすくなるといった、健康被害の恐れもあります。
我慢しすぎるのも良くないですが、人前で、音を立ててオナラをするのはマナー違反になったりしますから、適度に人のいない所で出せればいいですよね。
お腹のガス抜きストレッチ
お腹に溜まって辛いガス抜きには、ストレッチがおすすめです。
では、お腹のガス抜きをストレッチでしてみましょう。
全身伸ばすストレッチ
まず、消化器官を伸ばすストレッチをします。
- 仰向けになります。
- 両腕を上げて伸ばします。
- 息を吸いながら、両腕を頭の向こうに伸ばし、全身を伸ばします。筋肉を気持ちよく伸ばすようにします。
- 息を吐き、全身を脱力させます。
- 何回か繰り返します。
朝ストレッチすると、体が起きる準備をしてくれ、夜すると、リラックスして良い睡眠をとることができる効果もあります。
ガス抜き片足ストレッチ
次に、便秘やガスに即効性があるとされているストレッチをします。
- 仰向けになります。
- 片足を両手で抱え込むようにします。
- 片足を抱えたまま、腹式呼吸を10回行います。
- 体を元に戻し全身の力を抜きます。
- もう片方の足を同じように抱えて行います。
両足を両手で行ってもいいです。
この動きで、腸内が刺激されて、自然と溜まっていたガスが抜けてきます。
このストレッチは腰の運動にもなります。普段座っている姿勢が多い人にもおすすめです。
腰ねじりストレッチ
- 仰向けになります
- 右足を曲げて、左足太ももの上に乗せ、下半身を左にねじります。
- ゆっくり呼吸をしながら、首は右に倒していきます。
腰とお尻の筋肉もほぐしてくれます。
全身伸ばすストレッチ→ガス抜き片足ストレッチ→腰ねじりストレッチの順番で行うと効果的です。
椅子ガス抜きストレッチ
次は、椅子に座ったガス抜きストレッチです。
- 椅子に姿勢良く座ります。
- 息を吐きながら、ゆっくり右ヒザを曲げ、胸に近づけ、両手で抱えます。
- ゆっくり深呼吸を10回ほど繰り返します。
- 足を戻し、反対側の足も同じように繰り返します。
硬くなりやすいお尻から太もも裏までゆっくり伸ばすことができるので、腰痛の改善も期待できます。
壁前屈ストレッチ
壁を使ったストレッチです。
- かかとを壁に付けて立ちます。
- 一歩前に出ます。
- 右足を左足の前に出しクロスして、お尻を後ろに引いて壁に着けて上半身を前に倒し、前屈します。
- お尻で壁を押すようにします。
- ゆっくり戻し、足を入れ替え同じ動作を繰り返します。
- 楽に前屈出来る方の足で、2~4回繰り返します。
腸を刺激するので、便秘にも効果があります。
立ちひねりストレッチ
- 足を腰幅に開いて立ちます。両手は体の横におきます。
- 右足を左足の前に置きクロスさせます。
- 上半身を右にひねります。手は右の腰に添え、首は右側に向けます。
- 体をゆっくり戻します。
- 反対に左足を右足の前にクロスさせ、反対方向に同じようにひねります。
股関節の周りをストレッチすることで、腸の動きを促し、ぜん動運動を活発にさせます。
仙骨ストレッチ
お尻のすぐ上にある三角形の「仙骨」という骨を刺激すると、結腸や直腸に刺激が伝わります。
おならを我慢し続けると、直腸の反射反応がなくなってしまい、いつおならを出していいかわからなくなってしまいます。
仙骨を刺激することで、直腸の感覚を取り戻して、ガスを出しやすくします。
- 床やマットの上に仰向けになり、両ヒザを立てて、肩幅に開き、腕は頭の後ろで組みます。
- 鼻から息を吸い、お尻を持ち上げていきます。
- 口から息を吐きながら、お尻をトンっと床に落とします。
- 5回くらい繰り返します。
猫伸びストレッチ
猫が伸びをするようなイメージで行います。
- 足のつま先を立てて、お尻を足の上に乗せたままヒザを床につけます。
- 息を吐きながら、両手を前にのばして滑らしていきます。
- ヒザとお尻の角度が直角になるまで伸ばして、10秒くらいその姿勢で止まります。
- 元に戻します。
お腹のガスを抜きやすくしてくれます。
階段ストレッチ
もっと簡単なストレッチもあります。
階段ストレッチは、その名の通り、階段を上ることでガス抜きするストレッチです。
階段を一つ飛ばし、もしくは一段ずつ、太ももを大きく上げて登ります。
そうすることによって、腸が活発に動き、ガス抜きをすることができます。
トイレに行く前に階段を上り下りしてストレッチをすると、ガス抜きを効率よくすることができるのでおすすめです。
ガス抜きの方法は個人差があるようです。
自分はこれでガスが出るという方法を見つけ、それを実践して、出せる時に出せるようにしていくといいでしょう。
ストレッチはガス抜きの他に
ストレスを溜めると、自立神経が影響を受けやすくなり、腸の動きが鈍くなり、お腹が緩くなったり、便秘になったりと、ガスを溜める原因になってしまいます。
ストレッチをすることで緊張を緩め、リラックスして行うようにしましょう。
また、ストレッチをすると、副交感神経が働き、体がリラックス状態になることがわかっています。
体がリラックスできると、ぐっすり眠ることができ、質の良い睡眠をとることができます。
さらにストレッチをすることで、血流が良くなり、疲労回復の効果もあります。
ストレッチは普段無意識に力の入ってしまっている筋肉の緊張も緩めてくれます。
体が柔らかくなり、肩こりや腰痛になりにくいというメリットもあります。
まとめ
ガスが溜まって、お腹が出て気になる。
オナラを我慢すると、さらにオナラが出てしまったり、腹痛や、便秘になったり、体臭や息が臭くなる恐れがあったり、肌荒れや、最悪、大腸がんなどの病気になるなど健康被害になる可能性もあります。
お腹のガスは、出せるときに出すようにすることが大切です。
そんな時に役立つのがガス抜きストレッチ。
- 全身伸ばすストレッチ
- ガス抜き片足ストレッチ
- 腰ねじりストレッチ
- 椅子ガス抜きストレッチ
- 壁前屈ストレッチ
- 立ちひねりストレッチ
- 仙骨ストレッチ
- 階段ストレッチ
- 猫伸びストレッチ
などがおすすめです。
ストレッチは、お腹のガス抜き以外にも、リラックス効果や睡眠の質を良くしたり、疲労回復の効果もあるので、ぜひ日常的に取り入れてみてください。
自分に合うお腹のガス抜きストレッチを見つけて、すらっとお腹を目指しましょう!
こちらの記事もご覧ください⇒お腹のガス抜きができるツボは?手で押せる4カ所
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