気になる下腹をなんとかしたい。
でも、筋トレなど激しい運動は、あまり得意じゃない。
家の中で手軽にできる運動がしたい。
そんな下腹痩せしたい人におすすすめのストレッチがあります。
毎日続けられる簡単な下腹痩せストレッチを取り入れて、理想のお腹をめざしましょう。
目次
下腹はなんで出てしまう?
まず、下腹が出てしまう原因をみていきましょう。
お腹周りの筋肉が弱くなっている
普段からお腹の筋肉を意識しないで生活していると、筋力が弱り、内臓を支えれず、下腹が出てきてしまいます。
特にもともと筋力が少ない女性はお腹が出やすくなっています。
また、年齢とともに基礎代謝量が減っていき、脂肪がつきやすくなってきます。
下腹痩せをするためには、ストレッチなどで筋力をアップさせて、改善していきましょう。
便秘や腸の機能の低下
腸の機能が低下してしまって、きちんと働かないと便秘になり、ガスなども溜まり、下腹が出てきてしまいます。
便秘には、食生活や生活習慣の改善が大切になってきます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください⇒便秘のお腹パンパンを放置してはいけないワケ。下腹部ぽっこりに効く方法。
下腹痩せにするためには便秘は改善しておきたいですね。
骨盤の歪み
いつも足を組んだり、普段から片足に体重をかけて立ったりしている人は注意です。
骨盤が歪んでしまうと、内臓が下がってきてしまい、そのため下腹が出てしまいます。
骨盤を整えるストレッチをするなどして改善し、下腹痩せをしていきましょう。
猫背になっている
普段から猫背になっている人は、腹筋を使わなくなり、腹筋が弱って脂肪がつきやすくなり、下腹が出るようになってしまいます。
日々の生活の中で、例えばデスクワークしているときやテレビを見ているときなど、猫背にならないよう意識して姿勢を良くするようにするとよいでしょう。
下腹痩せに効く、おすすめストレッチ7選
それでは、下腹部痩せしたい人におすすめのストレッチを見ていきましょう。
運動が苦手な人でも、簡単なストレッチなので行いやすいですよ。
1.数字ストレッチ
- 床やマットの上に仰向けになります。
- 両足を真っすぐ上げます。
- 足の先で、数字の1から10を書いていきます。(普通の数字と鏡文字を交互に書いていきます。)
鏡文字も書くと左右対称に筋肉を鍛えられます。
数字を書くだけなので楽しくできそうですね。
2.お尻持ち上げストレッチ
- 床やマットの上に仰向けになります。
- 両足を真っすぐ上げます。両手は動きを確認するため、お腹に当てます。
- 息を吸って、足は真っすぐ上げたまま、お尻を上に持ち上げます。
- お腹に力が入って硬くなっているのを確認します。
- お尻を元に戻します。これを何回か繰り返します。
お腹の力で足を持ち上げます。
お尻を元に戻すときに、できるだけゆっくりと動くと、さらに腹筋を強くすることができます。
3.足曲げ伸ばしストレッチ
- まず正座をします。
- 手を後ろにつき、足は正座したまま、上半身を後ろに倒し寝転びます。
- その姿勢でしっかり伸ばします。
- 右足を真っすぐにします。
- 右足を元に戻し、左足を真っすぐにします。
寝る前にリラックスして行うと効果的です。
4.お腹伸ばしストレッチ
- うつ伏せになり両肘をつけて、両足は骨盤の幅に開きます。
- 手のひらを床について、上半身を高めに起こします。
お腹周りの脂肪を燃焼させます。
5.便秘解消ストレッチ
便秘が原因で下腹ぽっこりしている場合の解消ストレッチです。
便秘解消のストレッチは、腸に刺激を与えて、肛門周りの筋肉を鍛えることが大切になってきます。
立ちストレッチ
- 肩幅に足を開いて立ちます。
- 腰の辺りを両手でつかみます。
- 鼻から息を吸い、お腹を凹ませ左右に倒します。
倒している反対側が伸びているのを感じましょう。
お腹をひねるストレッチ
- 仰向けになります。
- 右足を曲げて、両腕で抱え胸に近づけ、ゆっくりと呼吸します。
- 左手で右ひざを持ち、左に倒していきます。腰のねじれを感じます。
- ゆっくりと呼吸した後、足を戻し、反対の足も同じように行います。
脇腹、股関節伸ばしストレッチ
- うつ伏せになります。
- 両腕をついて上半身を起こします。
- 股関節が90度になるように片足を曲げ、もう片方の足は真っすぐ伸ばします。
- 曲げている足の方へ、上半身を捻っていきます。脇腹が伸びているのを感じるようにします。
- 足を変えて、反対も同じように行います。
便秘や、冷え性の改善が期待できます。
6.骨盤ストレッチ
骨盤ストレッチで歪みを取っていきましょう。
腰回しストレッチ
- 足を肩幅に開き立ちます。
- ヒザを緩めて、骨盤を意識しながら腰を大きく回します。
- 左右30回ずつ回します。
両足倒しストレッチ
- 仰向けになり、両ヒザを立てます。
- 息を吸って吐きながら、両足をそろえて右に倒し、10秒止まります。倒すときヒザが離れないように気を付けます。
- 足を戻し、左にも同じように倒します。
- 左右10回行います。
足の重みでお腹が引っ張られるようにします。
ねじりストレッチ
- 仰向けになり、手を上の方に伸ばし、体が一直線になるようにします。
- 左の骨盤を浮かせてひねります。5秒その姿勢をキープします。
- 体を元に戻し、反対の右側もひねって、同じように5秒キープします。
- 左右3回ずつ行います。
7.猫背改善ストレッチ
ストレッチで猫背を改善しましょう。
おじぎストレッチ
- 立った状態で両手を後ろで組みます。
- 手を組んだ状態でお辞儀をするように前に倒します。
- その状態で3秒止まります。
- 3回ほど繰り返します。
椅子でストレッチ
- 椅子に座ります。
- 両腕を上に上げます。
- 腕を上げたまま5秒止まります。
- ゆっくり腕を下ろして、太ももの上におきます。
- 肩の力を抜きます。
両腕を上げるときは誰かに引っ張られているような感じで伸ばします。
下腹痩せストレッチをさらに効果的にする方法
寝る前にリラックスして行う
寝る前にストレッチを行うと、筋肉のコリがほぐれ、さらに副交感神経に働きかけ、眠りの準備をするのを助けてくれます。
良い睡眠は、良い筋肉を作って、基礎代謝を上げるので、下腹痩せするために大事になってきます。
興奮するほどの運動は逆に眠りを妨げてしまいます。
ゆったりとしたストレッチをするようにしましょう。
寝る前に限らず、ストレッチは1日に何度も行った方がいいです。
息を止めないようにする
ストレッチするときは、息を止めないよう、ゆっくりと呼吸をするようにしましょう。
ゆっくりと呼吸をすることで筋肉をリラックスさせることができます。
息を吐きながらストレッチをすると、筋肉が緩んだ状態で伸ばすことができます。
まとめ
まず、下腹が出てきてしまうのは、
- お腹周りの筋肉が弱くなっている
- 便秘や腸の機能の低下
- 骨盤の歪み
- 猫背になっている
ことが原因でした。
下腹痩せしたい人のためのストレッチは以下のようなものがありました。
- 数字ストレッチ
- お尻持ち上げストレッチ
- 足曲げ伸ばしストレッチ
- お腹伸ばしストレッチ
- 便秘解消ストレッチ(立ちストレッチ・お腹をひねるストレッチ・脇腹、股関節伸ばしストレッチ)
- 骨盤ストレッチ(腰回しストレッチ・両足倒しストレッチ・ねじりストレッチ)
- 猫背改善ストレッチ(おじきストレッチ・椅子でストレッチ)
どれも家などで簡単にできるストレッチなので、是非やってみてください。
ストレッチを効果的にするポイントは、
- 寝る前にリラックスして行う
- 息を止めないようにする
ことでした。
毎日こまめにストレッチをして、下腹痩せを目指して、すてきなお腹にしていきましょう!
こちらの記事もご覧ください⇒下腹痩せをダイエット器具で!あなたはどれを使う?
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