お腹のガス抜きができるツボは?手で押せる4カ所

お腹が張って、気になる、苦しい。

ガスが溜まったお腹、気になりますよね。

ガス抜きができる、手で押せるツボを知って、解消させませんか?

私の体には、溜まったガスを抜くのに有効なツボがあちこちにあります。

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手軽に手で押せるツボ4ヶ所をご紹介します。

ガス抜きには、どんなツボがいい?

体には色々なツボがありますが、どんなツボがお腹のガス抜きにいいのでしょう?

お腹のガス抜きには、便秘の解消が欠かせないです。便秘に効くツボ、腸やお腹と繋がっているツボを手などで押すといいでしょう。

他にも、ガス溜まりの原因にもなっているストレス解消するツボや、自律神経に関係するツボを押すのも効果的です。

では、どのようなツボが体のどこにあって、どのような効果があるのか見ていきましょう。

1.足のツボ

まず手軽にできる足のつぼで、お腹のガス抜き、便秘の改善をしていきましょう。

足の裏は全身の器官に対応するツボがあります。

体のどこかが悪いと、足のツボも痛みが出やすくなります。

土踏まずの周りの腸のツボ

足の裏、土踏まずの周りをぐるっと手で押していきます。

  1. 右足の土踏まずの下から内側に向かって動かし、足の真ん中→そのまま上へ→土踏まずの上側へと「コ」の字を描くようにマッサージします。
  2. 左足に移り、土踏まずの上、外側から内側へ動かし、足の真ん中→そのまま下へ→土踏まずの下、内側に向かって右と順番を逆にして、「コ」の字を描くようにマッサージをしていきます。
  3. それぞれの足を3回程度繰り返します。

左足の土踏まずの下側が直腸の部分で、便秘気味だと固くなっています。

しばらく押していると、硬いのがほぐれ、お腹の調子も良くなってきます。

硬い所や、押したら痛気持ちいい所を、特に押していきます。

湧泉(ゆうせん)

自律神経を整えるツボ、湧泉(ゆうせん)を押します。

足の中央より少し上にある凹んでいる所にあります。

両手の親指で、3秒ほど押します。

湧泉(ゆうせん)は、疲労回復、不眠、冷え症にも効きます。

足の指をグーパーグーパーするだけでも効果があるので、座っている時にもツボの刺激をすることができます。

三陰交(さんいんこう)

三陰交(さんいんこう)は、足の内くるぶしの頂点から指4本分上に上がった骨と筋肉の境目にあります。左右両方の足にあります。

冷えからくるお腹の張りに効果があります。

体が冷えていると、このツボも冷えていて張りがありません。

ゆっくり息を吐き、ツボを手で押していきます。

一度に3回くらい続けて刺激するといいです。

三陰交(さんいんこう)を冷やさないように、レッグウォーマーを履いたり、お湯で温めるのも大切です。

また、足のツボなどは、お風呂で体を洗う時についでにツボの付近をクルクル手を動かしマッサージするとツボも刺激されるので、おすすめです。

2.手のツボ

トイレなどどこでも手軽に押せるのが手のツボです。

合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)は手を開いて、人差し指と親指の間にある谷間、水かきの部分にあります。

反対の手の親指と人差し指で、ツボを挟むように押します。気持ちいいくらいの強さで押すといいです。

便秘、下痢、肌荒れ、肩こり、生理痛、不眠、めまい、頭痛、喉の痛み、ストレスなどなど、多くの効果があり、万能のツボとも言われています。

幅広い効果があるツボなので、時間がある時にとりあえず押しておくといいかもしれません。

神門(しんもん)

神門(しんもん)は、手首の内側、手首の折れ曲がるシワの線の上にあります。

反対の手の親指でツボを押さえ、手首を前後に動かして刺激します。

神門(しんもん)は便秘、自律神経の不調、むくみなどに効果があります。

3.お腹のツボ

お腹には便秘や腸の働きをを促すツボが多くあります。

足や手にもガス抜きに効くツボがありますが、お腹に近く、直接刺激ができるのはお腹のツボです。

中脘(ちゅうかん)

みぞおちとおヘソの中間にあるツボです。

おヘソから指4本分上に上がったところにあります。

中脘(ちゅうかん)は胃の調子を整えるツボです。

腸を刺激し、おならを出しやすくする効果があります。

その他に、胃炎、消化不良、下痢、食欲不振などにも効果があります。

中脘(ちゅうかん)は手の平でマッサージし、温めて刺激します。

関元(かんげん)

関元(かんげん)はおヘソから指4本分下に下がったところにあるツボです。

大事な内臓が集まっている場所なので、強く押しすぎないようにしましょう。

お腹がガスで張っている時に効果を発揮します。

その他に腰痛や足先の冷え性、不眠症、生理痛、下痢などにも効果があります。

体力を回復して、やる気を出してくれるツボでもあります。

天枢(てんすう)

天枢(てんすう)はおヘソの両脇にあります。おヘソから指3本分左右横に行ったところにあります。

ガスがお腹に溜まっているとき、このツボを押すとおならが出て楽になります。

また、便秘、下痢、消化不良、胃もたれなどにも有効です。

手の人差し指、中指、薬指の3本で、ツボを左右同時に押します。軽く凹むくらいの力で押すといいです。

大巨(だいこ)

大巨(だいこ)はヘソのやや下の両脇にあるツボです。

おヘソから指3本分下へ行き、そこから左右に指3本分外側に行ったところにあります。

天枢(てんすう)から指3本分下の場所にあります。

慢性的な便秘の人は、このツボが硬くなっています。

便秘の人はまずこのツボを押してみるといいと言われています。

大腸のぜん動運動を活発にして、便意を促します。

その他に、胃腸の不調や、下痢、消化不良、むくみなどに効果があります。

硬くなっているので強く押したくなりますが、押しすぎないようにします。

の人差し指と中指を重ねてゆっくりと押すようにします。

4.背中のツボ

背中にも内臓を改善するツボがいくつかあり、便秘に効くツボも多くあります。

自分で押しにくいですが、胃腸に近いので効果が期待できます。

脾兪(ひゆ)

脾兪(ひゆ)は、背中の中央からやや下の高さで、背骨から指2本分くらい外側のところ、背骨の左右にあります。

脾兪(ひゆ)お腹の張りやむくみ、消化不良などに効きます。

大腸兪(だいちょうゆ)

大腸兪(だいちょうゆ)は、背中の腰骨の高さで、背骨から指2本分、左右外側にあります。

大腸兪(だいちょうゆ)は、大腸に関連した症状に効き、腹痛、便秘、下痢、腰痛などにも効果があります。

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便秘点(べんぴてん)

便秘点(べんぴてん)は、その名の通り、便秘に効果があるツボです。また腰痛にも効果があります。

場所は肋骨の一番下の骨2本分下がり、背骨から左右指4本分外側にあるツボです。

背中のツボは、押しにくいのでゴルフボールやテニスボールなど硬いボールを床に置き、その上にツボがくるように寝転ぶと、程よくツボを刺激できます。

まとめ

お腹のガス抜きに効果がある、手で押せるツボは、足、手、お腹、背中にあります。

足のツボは、腸のツボ、湧泉(ゆうせん)、三陰交(さんいんこう)があります。

手のツボは、合谷(ごうこく)、神門(しんもん)です。

お腹のツボは、中脘(ちゅうかん)、関元(かんげん)、天枢(てんすう)、大巨(だいこ)があります。

背中のツボは、脾兪(ひゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、便秘点(べんぴてん)です。

気付いた時に手軽に押せるツボが多いので、ぜひ押してみてください。

お腹のガス抜きができるツボを覚えて、上手に刺激をして、すっきりしたお腹を手に入れましょう。

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