これから大事な会議があるから、これから電車・バスに乗るから、そう、今トイレで出したい!
お腹のガスが溜まると、いつ出るか分からなくて、困りませんか?
だから、安全なトイレの個室で出してしまいたい。
そういう時、思うように出なくて焦ってしまうことありませんか?
トイレでスムーズにガス抜きできる方法をご紹介します。
朝のトイレでお腹のガス抜き習慣を
まず、おならが出るのは正常なことで、1日1リットル、平均10回前後出るのは普通です。
特に女性は生理前1週間ほど腸の動きが鈍くなり、ガスが溜まりやすくなります。
とはいえ、ガスが出てほしくない場面はあるので、出来るだけ、お腹のガスは出してから外出したいものです。
おならを我慢すると、お腹が張って腸の動きが悪くなり、便秘になりやすくなり、ますますガスが溜まりやすくなってしまいます。そして、今以上にお腹が苦しくなってしまいます。
ガスはできるだけ我慢せず出し、便秘を解消していくことが大切です。
朝は、腸が1日のうちで一番大きく動く時間帯なので、朝トイレを行くのが効率的です。
朝、排出できなかったガスは、どんどん腸内に溜まっていってしまいます。
そして、長い時間腸にガスが溜まると、臭いも強くなってしまい、出すのをためらってしまうようになります。
朝トイレのガス抜きポイント
- リラックスして出来る時間を作る
- 冷たい水をコップ一杯飲む
- 朝ごはんをきちんと食べる
- 夜更かしをしない
忙しい朝ですが、トイレに行く時間を確保して、習慣化するといいでしょう。
ガス抜きや、便秘解消にはリラックスは欠かせませんから、朝の準備時間に余裕が出来るように、その分、早めに起きるといいかもしれません。
また、朝起きて冷たい水をコップ一杯飲むと、胃が刺激され、胃は腸にぜん動運動をするように指令を出し、便にも吸収されれるので便が柔らかくなり、便秘に効果があります。
ただし、冷たい水は体を冷やし、血流を悪くし、大腸の動きを悪くするので、朝の一杯以外は冷たい水は控えたほうがいいです。常温の水を飲むようにしましょう。
朝ごはんもしっかり食べるようにします。
朝ごはんを食べると、大腸が動き出し、食べ終わってしばらくすると自然と便意が起きてきます。
ガス抜きをスムーズにするためにも、腸が活発に動く朝にしっかりごはんを食べるようにしましょう。
朝ごはんをおいしく食べるためには、早寝も大切です。
また、夜更かしをして睡眠不足になると、自律神経が乱れて腸の動きが鈍くなります。
夜更かしをすると腸の中の悪玉菌が善玉菌より優勢になってしまいます。
睡眠時間はきちんと確保するようにしましょう。できれば8時間以上を目標にしましょう。
深夜に食事するのも、胃腸に負担がかかるので、やめましょう。
日中のトイレでガス抜きを
次に、外出してることも多い日中、トイレでガス抜きをする方法についてです。
ガス抜きをしたい時、できるだけトイレに行くようにするだけで、効果があります。
トイレでは、体を圧迫しているパンツやベルトなど服を緩めることができますし、トイレに行くことによって脳に排出する、ということを意識させることもできます。
脳へ「排出するよ」、と合図を送ると、脳は肛門にも「緩めていいよ」と合図を送ります。
便座に座るだけでも、ガスが出る場合もあります。
便秘解消と同じような方法で改善していきます。
日中トイレのガス抜きポイント
- 水分をとるようにする
- 「の」字マッサージ
- ねじり運動
- スクワット
- 左下腹部マッサージ
一つずつ見ていきましょう。
1.水分をとるようにする
水分不足になると、尿や汗などで体の毒素を出すことができず、お腹にガスが溜まってしまいます。
普段から水分不足にならないよう、水分補給をしましょう。
暖かいものを飲むと腸内を温められ、便やガスが出やすくなります。
お湯やお茶を飲むのがおすすめです。
また、ウォシュレットが付いているトイレの場合、シャワーの温度を上げて、肛門付近をしばらく温めると出やすくなります。
2.「の」字マッサージ
便秘解消によく行われるのが「の」字マッサージですが、ガス抜きにも効果があります。
腸に直接刺激を与え、ぜん動運動を促します。
トイレなどで手軽にできる「の」の字マッサージのポイントは次の通りです。
- 体を締め付けている服などは、緩めます。
- 両手をグーにして、お腹に「の」の字を書くようにマッサージします。
- おへその下、右下腹部、おへその上、左下腹部を時計回りに軽く押すようにマッサージします。
- 立って20回、便座に座って20回を繰り返します。
- できるだけリラックスして行います。
お腹に力を入れたり、いきんだりはしないようにします。
お風呂あがりにマッサージするのも、内臓が暖まっているので、腸が動きやすくなり、おすすめです。
3.ねじり運動
洋式トイレで手軽にできる運動です。
- 便座に座ります。
- 左手で右の足首を掴みます。
- 右手で左の足首を掴みます。
- これを繰り返します。
体をねじることによって腸が刺激され、便秘解消やガス抜きに役立ちます。
また、座ったまま上半身を左右にねじるだけの運動でも、便の引っ掛かりが自然と解消されるので、便秘解消に効果があります。
4.スクワット
スクワットは股関節を動かして腸を刺激するので、お腹のガス抜きにおすすめです。
トイレの個室などでできます。
- 肩幅くらいに足を開き、足は真っすぐ前に向けます。
- 背筋を真っすぐ伸ばし、ゆっくり吸い込みながら、しゃがみます。
- 完全に腰を下ろさないで、お腹を圧迫しないところで止めます。太ももが床と平行になるくらいがいいです。
- 10~20回繰り返します。
さらに、スクワットに加え、その場で足踏みをするのもおすすめです。
足踏みは、ヒザを腰より上にしっかりと上げて、1分くらい行います。
5.左下腹部マッサージ
便やガスが溜まりやすいのは、腸の曲がり角である左下腹部の辺りなんです。
この辺りを両手の指で、ゆっくり軽くマッサージをしてあげると、溜まっているガスや便が出やすくなります。
左下腹部マッサージの方法
- おへその左下あたりに両手を当てて、軽く何回か押します。
- 指先を足の付け根あたりまで、斜めに動かします。
マッサージをする前に、自分の手が冷えていないかを確認します。
冷えているようであれば、手を温めてから行うようにしましょう。
また、お腹にガスが溜まっているとき、締め付けのきつい下着や服などは、ガスを溜めやすくしてしまうので避けましょう。
いくつかガス抜きの方法をご紹介してきましたが、それでもあまりお腹の張りが解消されず苦しい場合、整腸剤やビフィズス菌入りのタブレットや、善玉菌を多く含むヨーグルトなどを試してみるのもいいかもしれません。
まとめ
大事な場面で、お腹のガスが出ないように、あらかじめトイレで出す方法について見てきました。
トイレでガス抜きするタイミングは、腸の動きが活発になる朝が効果的です。
朝トイレのポイントは次の通りです。
- リラックスして出来る時間を作る
- 冷たい水をコップ一杯飲む
- 朝ごはんをきちんと食べる
- 夜更かしをしない
時間に余裕を持って、お腹のガス抜きをしましょう。
日中のトイレのポイントは次の通りです。
- 水分をとるようにする
- 「の」字マッサージ
- ねじり運動
- スクワット
- 左下腹部マッサージ
リラックスして、トイレでガス抜きをしていきましょう!
こちらの記事もご覧ください⇒即効性あり。お腹のガス抜きをする5つの方法
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