お腹のガス抜きをしたい!おすすめ食べ物5選

お腹が苦しい!

お腹がパンパンに張っていて、これはガス抜きが必要かも。

出てほしくないときに限って、おならが出そうで困る。

そんな時、食べたらガス溜まりが改善される食べ物、あったらいいですよね。

スポンサーリンク

どうして私たちのお腹はこんなにガスが溜まってしまうのか、原因と、ガス抜きに役立つ食べ物をご紹介します。

お腹にガスが溜まってしまうのはなぜ?

まず、なぜガス抜きが必要なほど、お腹にガスが溜まってしまうのでしょう?

次のようなことが考えられます。

早食いをする

食事の時に食べ物や飲み物と一緒に飲み込んでしまう空気が、ガスの原因になっています。

早食いをする人は、食べ物をよく噛まないため、飲み込む空気の量が多くなってしまいます。

そのためガスがお腹に溜まりやすくなってしまいます。

できるだけ食べ物を良く噛んで、ゆっくり食事をすることを心掛けましょう。

暴飲暴食もガスが溜まる原因になるので注意しましょう。

座っている時間が長い

デスクワークが長いなど、座っている時間が長いと、腸が圧迫され腸の働きを悪くしてしまいます。

また、締め付けのきついデニムをはいている、ストッキングをはいているなど、お腹を圧迫されているとガスが溜まりやすい状態になります。

座りっぱなしになってしまっている人は、たまに動くなどして、腸が圧迫されないようにするといいです。

おならを我慢している

外でなかなかトイレに行けない、おならやゲップを我慢している、なんてことはありませんか?

我慢すると腸に負担をかけてしまい、腸の働きが悪くなり、ガスが出にくくなってしまいます。

ガスが長く腸に溜まると、臭いも強烈になったりします。

おならやゲップは空気を外に出す方法で、我慢すると胃から腸に移動してしまうのを防ぐためにも我慢をしない方がいいです。

トイレも我慢しないようにしましょう。

便秘

睡眠不足や運動不足、ストレスなどで便秘になり、便が長く腸にいると発酵したり、ガスが発生しやすくなります。

腸のぜんどう運動が弱いのも原因のひとつになっています。

また、ストレスで空気を飲み込むのが癖になっていて、ガスが溜まる場合もあります。

ガスなどの有害物質が腸内に溜まると、口臭や体臭になって出てしまうこともありますので、お腹に溜まるガスは積極的にガス抜きしたいですね。

お腹のガス抜きをする、おすすめ食べ物5選

では、お腹のガス抜きをする食べ物はどのようなものでしょうか?

腸内環境を整える食べ物を摂ることがポイントです。

1.ヨーグルト

乳酸菌やビフィズス菌が含まれるヨーグルトは、腸の中の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えます。

乳酸菌の種類は実はたくさんあって、ヨーグルトによっても使用されている乳酸菌が違います。

自分に合ったヨーグルトを見つけるのも大事です。

ヨーグルトの他にも、チーズ、納豆、キムチ、味噌なども乳酸菌が含まれていますのでおすすめです。

2.生姜

生姜は体を暖め、血行をよくし、腸の働きを活性化します。

体が冷えていると、腸のぜんどう運動が悪くなってしまい、便秘の原因になってしまいます。

生姜は体を温めてくれる他に、免疫力を高めてくれる効果もあります。

唐辛子も体を温めてくれるのでおすすめです。

3.ハチミツ

ハチミツなどに含まれるオリゴ糖、グルコン酸は善玉菌のエサになります。

オリゴ糖、グルコン酸を積極的に摂ると善玉菌を増やすことができ、腸内環境を整えることができます。

ハチミツの他にオリゴ糖が含まれる食品は、とうもろこし、味噌、醤油、バナナなど。

グルコン酸は、しいたけ、酢、米などに含まれています。

4.キノコ類

キノコ類に含まれている食物繊維は、腸内に善玉菌を増やして酸性にし、悪玉菌を減らしてくれます。

食物繊維の中でも水溶性食物繊維が善玉菌を増やしてくれる働きがあります。

水溶性食物繊維が含まれる食べ物は、海藻類、オクラ、長芋などです。

しかし、食物繊維の過剰摂取は、ガスを発生しやすくしてしまうので避けましょう。

5.ココア

ココアにはカカオポリフェノールとリグニンという食物繊維が含まれています。

リグニンは、便のかさを増してくれ、老廃物と一緒に押し出す働きがあります。

また、おならのにおいを抑える働きもあるんです。

カカオポリフェノールも腸内環境を整える働きをしてくれます。

注意したいのが、ココアは純ココアなどにして、砂糖などカロリーを控えることです。

甘くしたい時は、オリゴ糖、グルコン酸が含まれるハチミツをプラスするのがおすすめです。

おいしくお腹のガス抜きをしていきましょう。

お腹のガスを溜めてしまう、避けたい食べ物

では、反対にお腹にガスを溜めてしまう食べ物は何でしょう?

1.いも類、豆類

よく、焼き芋を食べるとおならが出る、と聞いたことありませんか?

これ、本当なんです。

これは、いも類、豆類には繊維質が多く、胃で消化しきれず、大腸まで届いて、そこで分解されガスとなるからです。

しかし、これらのガスがおならとして出ても、あまり臭いは強くありません。

2.炭酸飲料

炭酸飲料やビールをたくさん飲むとお腹の中でガスを作ってしまいます。

炭酸を飲むと、ゲップが出たりしますが、それが腸まで送られると、ガスとして出てきます。

できるだけ量を減らすといいでしょう。

スポンサーリンク

3.肉類

肉類などの動物性たんぱく質は、臭いガスの原因になります。

有害なガスはタンパク質を分解する時に作られます。

肉類を摂り過ぎることで胃や小腸で消化しないまま、大腸に運ばれ、悪玉菌がそれを分解することで臭いガスが発生してしまいます。

肉類は摂り過ぎに注意しましょう。

4.食後のフルーツ

よく、食後にデザートとしてフルーツを食べませんか?

実はそのタイミング、良くないんです。

果物は繊維が多く、糖質が多いので、消化されにくく、ガスを発生しやすくなっています。

食後にフルーツを食べると、食事で食べたものがまだ消化されていないところに胃に入り、その状態でフルーツは消化されず、長い時間胃に留まってしまいます。

そして消化しないまま腸に送られてしまいます。

フルーツは食後ではなく、空腹な時、単独で食べると、すぐエネルギーに変えてくれるので、食べるタイミングに気を付けるといいです。

食物繊維って?

ここまで、ガスを抜くおすすめの食べ物、避ける食べ物を見てきましたが、あれ?食物繊維は両方にない?と思われたかもしれません。

実は、食物繊維はガスの原因にもなるし、腸内を整えるからガスを減らすのにも役立つんです。

では、摂ったほうがいいのか、摂らないほうがいいのか迷うと思います。

ガスの材料となる量は少しです。

根本的な原因、腸を整えて便秘を解消する方が大切なので、お腹のガス抜きをしたい人は適量摂るのがいいでしょう。

まとめ

出てほしくない時に限って出てしまう、お腹のガス。

お腹にガスが溜まる原因は、早食いをする、座っている時間が長い、おならを我慢している、便秘などがあります。

そんなお腹のガス抜きをするのに良い食べ物のおすすめは、次のものです。

  1. ヨーグルト
  2. 生姜
  3. ハチミツ
  4. キノコ類
  5. ココア

腸内環境を整えていきましょう。

反対に、お腹にガスを溜めてしまう、避けたい食べ物は次のものです。

  1. いも類、豆類
  2. 炭酸飲料
  3. 肉類
  4. 食後のフルーツ

お腹のガス抜きをしてくれる食べ物を取り入れて、快適なお腹を手に入れましょう!

こちらの記事もご覧ください⇒便秘のお腹パンパンを放置してはいけないワケ。下腹部ぽっこりに効く方法。

スポンサーリンク