ファンデーションがスムーズに馴染まず、毛穴が目立つなど、化粧の仕上がりに不満を感じていませんか?
化粧が上手くいかないと気分も上がらず、厚塗りや崩れなどの問題も出てきます。
では、化粧が上手くいかない原因や改善方法を見ていきましょう。
目次
化粧ノリが悪い原因
メイクが上手くいかない原因とは何でしょうか?それについて詳しく見ていきましょう。
角質の厚みや毛穴の詰まり
肌が滑らかでないと、どんなに良い下地やファンデーションを使っても密着しづらくなります。
肌は常にターンオーバーを繰り返し、古い角質は自然に剥がれ落ちていきます。
しかし、外的要因や内的要因によってこのサイクルが乱れることがあります。
その結果、古い角質が肌表面に残り続けると、肌の悩みや毛穴の詰まりなどが生じます。
肌の乾燥
メイクのベースとなる肌はしっとりとしていることが重要です。
加齢や外的要因によって肌が乾燥すると、肌表面の状態が不均一になります。
肌内部が乾燥している「インナードライ」である可能性もあります。
インナードライになる要因は、角層内の水分量が不足することで皮脂の分泌が盛んになることです。
そのため、下地やファンデーションがうまく密着せず、メイクが崩れやすくなります。
メイクツールの汚れ
ファンデーションやフェイスパウダーを塗る際に使うパフやスポンジ、ブラシが汚れていると、メイクがムラになる原因となります。
顔の産毛
顔の産毛があると、メイクが肌に密着しにくくなります。
女性ホルモンの影響
女性ホルモンの影響も化粧のノリに関係しています。
エストロゲンは肌にうるおいを与える作用がある一方で、プロゲステロンは皮脂の分泌を促進し、肌トラブルにつながりやすい特徴があります。
生理中は、プロゲステロンの分泌量が増えて、肌が乾燥しやすくなる傾向があります。
化粧ノリを改善する方法
化粧ノリが悪い原因が分かったら、対策を取りましょう。
クレンジングや洗顔で汚れを落とす
肌表面に不要なものが残らないよう、丁寧に洗顔をしましょう。
メイクや余分な皮脂はしっかりと取り除きたいものですが、強力なクレンジングや洗顔料を使うと、肌に必要な皮脂や水分まで奪ってしまいます。
肌の乾燥を予防するためには、洗浄力が強すぎないクレンジングや洗顔料を選択することが肝心です。
肌がざらついている場合、乾燥によって肌の表面が厚くなっている可能性があります。
特に肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まりやすくなるため、角質を取り除く効果のある洗顔料を選ぶことが重要です。
また、肌に優しい洗顔料を使っても、洗い方によっては肌に負担がかかることがあります。洗顔する際は、肌への摩擦を減らすために洗顔料を十分に泡立ててから使用しましょう。
洗顔後には、高温のお湯で洗い流すと必要な皮脂が奪われてしまい、肌の乾燥を招く恐れがあるため、ぬるま湯や水で洗い流すことが重要です。
また、メイクをした日や日焼け止めを使用した日は、しっかりとクレンジングを行いましょう。
スキンケアでしっかり保湿する
肌に適したスキンケアアイテムを使って、しっかりと保湿しましょう。
洗顔後は肌のしっかりと保湿が不可欠です。
メイク前に丁寧に保湿することで、ファンデーションが肌にしっかりと密着しやすくなります。
もしも、現在の保湿ケアが不十分だな、と感じる場合は、保湿力の高いスキンケアアイテムを選ぶことをおすすめします。
また、スキンケアの手順を見直すことも重要です。
最初に化粧水や美容液でしっかりと保湿しましょう。
通常は化粧水の後に美容液を使いますが、肌に浸透させるための導入美容液など、最初に使用するものもありますので、適切な手順を確認しましょう。
その後、乳液やクリームで油分を補い、お肌の水分が蒸発するのを防止します。
しっかりと保湿した後にメイクすると、ファンデーションが肌に自然に馴染みます。
日中、肌が乾燥を感じたら、ミスト化粧水で保湿することをおすすめします。
ミスト化粧水を選ぶ際は、油分も配合されているものを選ぶとより乾燥を防げます。
メイクツールを清潔に保つ
パフやスポンジ、ブラシなどのメイクツールは定期的に洗い、清潔に保ちましょう。
スポンジのお手入れ方法をご紹介します。
1.クリーナーを使ってもみ洗いする
スポンジクリーナー(中性洗剤でも可)を使う場合は、スポンジを濡らさずに汚れた部分にクリーナーをつけ、そのままメイクと混ぜながら優しく洗います。ただし、表面を擦るのはスポンジを傷つける恐れがあるので避けましょう。
中性洗剤を使う際は、ぬるま湯にとかして、その中にスポンジをつけた状態で洗います。中性洗剤とぬるま湯の割合は、中性洗剤1に対してぬるま湯200が目安です。
2.よくすすぐ
水またはぬるま湯の入った容器にメイクスポンジをつけて、よくすすぎます。水やぬるま湯は何度か取り替えてください。
3.日陰で乾かす
洗ったメイクスポンジを軽く絞り、タオルなどで水分を吸い取ります。その後、清潔なタオルの上に置き、風通しの良い日陰で乾かします。
産毛の処理をする
顔の産毛が気になる場合は、適切な方法で処理しましょう。
うぶ毛が化粧のりに影響するだけでなく、肌をくすませるというマイナス面も存在します。
かみそりによるシェービングは、肌を損傷させる可能性があるため、
うぶ毛が目立つ場合はレーザー脱毛などの選択肢も検討することが望ましいです。
もしもかみそりで処理せざるを得ない場合は、次の手順を試してみてください。
- 洗顔後に肌が清潔な状態で行う
- 顔にはクリームや乳液を塗る
- 基本的には毛の流れにそって剃り、処理しきれなかった部分だけ最後に逆向きに剃る
- 剃り終わったら、蒸しタオルで肌を温めてやさしく拭き取る
- 最後に十分に保湿する
ファンデーションを見直す
ファンデーションを選ぶ際には、自分の肌質に合ったものを選ぶことや、適切な塗り方を心掛けることも大切です。
パウダーファンデーションは、ふんわりと軽く、自然な仕上がりを提供します。特に脂性肌の人に最適です。
リキッドファンデーションは、パウダーファンデーションと比べて水分や油分を多く含んでいます。そのため、乾燥が気になる人におすすめです。また、ツヤのあるしっとりとした肌に仕上がりやすい特徴もあります。
クッションファンデーションは、メイク下地なしで使うことができて、短時間でツヤのある仕上がりを求める人に適しています。
まとめ
化粧ノリが悪い原因と化粧ノリを良くする方法をご紹介してきました。
メイクが上手くいかない原因として、角質の厚みや毛穴の詰まり、肌の乾燥、メイクツールの汚れ、顔の産毛、女性ホルモンの影響があります。
化粧ノリを改善するためには、しっかりとしたスキンケアやメイクツールのお手入れが重要です。
日々の習慣を見直し、改善していきましょう。
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