便秘のお腹パンパンを放置してはいけないワケ。下腹部ぽっこりに効く方法。

いつから出てないの?

お腹がパンパンで、下腹部ぽっこりしている。苦しい。

一刻も早く出したい。何とかしたい!

女性に多い便秘。便秘が続くと色々と日常生活に影響が出てきてしまいます。

お腹がパンパンだと、気になって気分的にもよくないですよね。

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便秘のお腹パンパンを放置するといけないワケと、便秘による下腹部ぽっこりを治す方法をまとめました。

正しい改善方法を知って、便秘をやっつけましょう!

どうして便秘になると下腹部ぽっこりになるの?

便秘になると、便だけで下腹部ぽっこり、お腹パンパンになるわけではありません。

便が3日くらい溜まると、腐敗して腸内にガスが発生します。

腸で溜まったガスは便が邪魔するので出口がなく、どんどん溜まっていってしまいます。

さらに毒素が発生し、下腹部がぽっこり、お腹パンパンになってしまいます。

溜まるガスは多い人でペットボトル2本分になってしまうそう。

便秘になる原因としては、腸内環境が悪くなることが主です。

また自律神経の乱れも原因となっています。

便秘が続くと、こんなことに・・・

便秘がずっと続くと、その状態に慣れてしまって、放置している、なんてことありませんか?

でも、便秘をそのままにしておくと、体に色々な症状がでてしまいます。

こんな症状が出てきます。

  • 食欲が湧かなくなる
  • 肌荒れ、ニキビや吹き出物が出てくる
  • 頭痛、肩こり
  • 体臭、口臭がするようになる
  • 精神的にイライラするようになる
  • 大腸がんや痔、高血圧症になる可能性がある

何だか、嫌な感じのするものが多いですよね。

中でも自分が深刻だと思うのは、体臭、口臭がする、というもの。しかも自分が気づかないうちになるというのは、困りますよね。

便秘になると腸の中にアンモニアなどの有害物質が発生し、腸壁から血中に溶け出して体臭口臭になっていきます。

その他にも重大な病気を引き起こす可能性があります。便秘といって軽く見ていると、大変なことになりかねないので、長引くお腹パンパンの便秘は解消させる必要があります。

便秘にも種類があった!症状別、便秘の種類と、解消法

実は便秘にも種類があります。

種類によって解消法が違ったりするので、自分の便秘がどの便秘なのか知って、正しく改善していきましょう。

大きく分けて”機能性便秘”と”器質性便秘”があります。

1.機能性便秘

”機能性便秘”は食事や生活習慣が原因で起こる便秘で、「便秘」と一般的に呼ばれるのは主にこちらです。

さらに機能性便秘には3つに分けられます。

(1)弛緩性便秘

症状
  • 腹痛が少ないけど、お腹が張る。
  • お腹がぽっこり張っているのに便がでない。
  • 便に水分が少なく硬い、コロコロしている。
  • 残便感がある。
  • 便意を感じない。
  • 肩こりがする。
  • 肌荒れやニキビが気になる。

腸のぜん動運動が弱くなって便を出せない症状です。

筋力が弱まっているデスクワークが多い人や、高齢者や若い女性に多くみられる便秘です。

便秘の中で一番多いタイプです。

解消法
  • 朝起きたら水をコップ1杯飲む。
  • 食事はきちんと3回とる。
  • 夜お腹のマッサージをする。
  • 食物繊維を摂る。
  • 水分をとるようにする。
  • 腹筋を鍛える
  • ウォーキングなどをする。

弛緩性便秘は、腸の動きが弱くなり便秘になっているので、腸の動きを良くする食事や運動をするようにしましょう。

(2)痙攣性便秘

症状
  • 下痢と便秘を繰り返す。
  • お腹が張ったり、お腹がきりきり痛んだりする。
  • 突然激しい便意を感じる。
  • 下腹部に痛みを感じる。

ストレスによる自律神経の乱れにより、便秘になる症状です。

家や職場でストレスが多い人や、不規則な生活をしている人に多い便秘です。

解消法
  • ストレスを発散しリラックスする。
  • しっかり寝る。
  • インスタント食品などかたよった食事を避ける。
  • 深呼吸する。

便秘の原因となっているストレスを解消することが大事です。

自分にあったストレス解消法を見つけ、上手にリラックスしていきましょう。

(3)直腸性便秘

症状
  • 排便に時間がかかる。
  • 排便時に痛みがある。
  • 温水便座で刺激して排便している。
  • 便意をあまり感じない。

大腸から直腸まで便が運ばれているのに、直腸で詰まってしまう便秘です。

普段から便意を我慢している人がなりやすい便秘です。

解消法
  • マグネシウムが豊富なバナナを摂る。
  • 便意を我慢しない。
  • 決まった時間にトイレに行く。

できるだけ便意を我慢しないようにし、便意がなくても決まった時間にトイレに行くようにしましょう。

2.器質性便秘

器質性便秘は病気が原因でなる便秘です。

激しい腹痛や、嘔吐があり、苦しい症状の場合はすぐ病院へ行きましょう。

種類別の便秘対策は以上ですが、便秘にならなないために、普段からの生活習慣が大切です。

次に、下腹部ぽっこり便秘にさようなら、お腹パンパンにならないように日頃から気を付けるポイントをみていきましょう。

便秘でお腹パンパン、下腹部ぽっこりにならないように予防しましょう。

お腹パンパンの便秘を解消し、予防する方法は、意外とシンプルです。

  1. 腸にいい食事をする。
  2. 規則正しい生活をする。
  3. ストレスをためない。

健康な生活習慣を心がける、簡単そうなことに思えますが大事です。

いざという時、便秘薬を飲むという人もいるかもしれませんが、実は便秘薬は体に良くないです。便秘薬を使い続けていると、体が薬による刺激に慣れてしまって薬が効かなくなってしまいます。便秘薬に頼らず、自分の力で出せるようにすることが大切です。

1.腸にいい食事

食物繊維

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あります。

水溶性食物繊維は便を柔らかくし、スムーズに排出させ、お腹パンパンを解消してくれます。オクラや山芋、海藻類、ごぼう、納豆などに多く含まれています。

不溶性食物繊維は腸を刺激して、便通を促進してくれます。エリンギやえのき、いんげん豆、アーモンドなどに多く含まれています。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類をバランスよく摂取するようにします。

乳酸菌、オリゴ糖、発酵食品

乳酸菌や発酵食品は腸内環境を整えてくれます。

乳酸菌はヨーグルトやチーズ、オリゴ糖はきなこや大豆、ヤーコン、発酵食品は味噌、キムチ、塩麹、などです。

オリーブオイルヨーグルト

おすすめなのが、ヨーグルトにオリーブオイルをかけて食べる方法です。

オリーブオイルは大腸を刺激し、ぜん動運動を促します。

ヨーグルトにオリーブオイルと聞くと美味しくなさそうと思われがちですが、食べてみると上品な味がしておいしく食べやすいです。ダイエット効果もあります。

水分

人間の体の約6割は水でできています。

成人が一日に摂取したい飲料量は1.5~2.0Lです。

1回にコップ1杯分くらいにし、1日のうちに6~8回くらいこまめに分けて飲むといいです。

水分量が少ないと、便秘になりやすいだけでなく、便が固くなり出すときに直腸や肛門を傷つけたりするので、水分をきちんと摂ることは大切です。

普段から腸に良い食事を心がけ、便秘による下腹部ぽっこり、お腹パンパンをなくしていきましょう。

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2.規則正しい生活

規則正しい生活とは、朝決まった時間に起き、夜決まった時間に寝ることです。

朝起きたら太陽の光を浴びるようにしましょう。人は起きて日の光を浴びてから14時間後に眠くなるようになっています。

規則正しい生活をするようにすると自律神経も整ってきます。

朝ごはんは抜かず、3食きちんと食べるようにしましょう。

トイレは便意がなくても毎日同じ時間に行くようにする習慣をつけるといいでしょう。

おすすめなのは朝の時間帯です。トイレに行く時間を、毎日の朝準備時間に組み込むようにしましょう。余裕がないと出るものもの出なくなってしまいます。

3.ストレスをためない

排便を促すのに大事なのが副交感神経と呼ばれる自律神経です。

自律神経は2つあり、緊張状態のときに働く交感神経と、リラックスした状態のとき働く副交感神経があります。この2つの神経が日常生活を支えています。

腸の活動を促してくれ、排便をするために必要なのが、リラックス状態のとき働く副交感神経です。

ストレスを感じていると、副交感神経がうまく働かず、腸の動きが鈍くなり、便秘になってしまいます。

お腹パンパンの便秘にならないためには、日ごろからストレスをためないように、ストレス発散をすることが大切です。

 まとめ

いかがでしょうか。

便秘といっても、種類があり、それぞれの対策があることがわかりました。

便秘の種類は大きく分けて2つ。1.機能性便秘と、2.器質性便秘、です。

さらに1.機能性便秘は3つあります。

1.弛緩性便秘 2.痙攣性便秘 3.直腸性便秘

便秘の予防法はシンプルです。

1.腸にいい食事をする。2.規則正しい生活をする。3.ストレスをためない。

日頃の生活習慣を気を付けることによって、下腹部ぽっこり、お腹パンパンの便秘をやっつけていきましょう!

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