お腹のガス抜きを今すぐしたい。
お腹のガスが溜まりすぎて、お腹が苦しい、即効性のある方法を知りたい。
そんなあなたへ。
溜まったガスはそのままにしておくと、肌荒れや口臭になってしまうだけではなく、病気になる可能性もあるんです。
お腹のガスは放置しないで、解消していきましょう。
お腹のガス抜き、即効性のある5つの方法
では、即効性のあるお腹のガス抜きをする方法5つを見ていきましょう。
1.腹式呼吸
腹式呼吸は、息を吸うと横隔膜が下がって肺が広がり、肺の隅々まで空気が入り、息を吐くと横隔膜が下がって、肺の収縮を助けて、空気を十分に吐き出すことができます。
肺は体内の炭酸ガスと、外から入ってくる新鮮な酸素とのガス交換ををしています。
このガス交換を、腹式呼吸をすることによって効率よくすることができます。
また、腹式呼吸をすることでリラックスすることができたり、自律神経のバランスを整えることもできます。
息を吸う時に交感神経が活発に働き、息を吐くときに副交感神経が活発に働くようになっています。
腹式呼吸は息をゆっくり吐く呼吸法なので、緊張状態の時働く交感神経を抑えて、リラックスしている時働く副交感神経を優位にすることができます。
呼吸は、自律神経に自分の意思でコントロールし、働きかけることができる唯一の身体行動とも言われています。
腹式呼吸をすることでお腹が動き、腸が刺激され、ぜん動運動を活発にもなります。
腹式呼吸のやり方
腹式呼吸は、息を吸う時にお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を凹ませるようにします。
- 背筋を伸ばし鼻から息を深く吸います。おヘソの下辺りに空気を入れる感じでお腹を膨らませます。
- 口からゆっくりと深く吐きます。息を吸う倍の時間をかけて吐くようにします。吸う3秒、吐く6秒という感じです。
椅子に浅く腰かけて行うとやりやすいです。
腹式呼吸に慣れないうちは、床に仰向けに寝て行うと分かりやすいです。
お腹の膨らみを確認するために手を当てて確認してみるのもいいでしょう。
腹式呼吸はヨガの基本的な呼吸方法になります。
2.ヨガのポーズ
ヨガはお腹のガス抜きを促してくれます。
体をねじったり、伸ばしたりすることにより、腸が活発になり、体の中の毒素であるガスを外に出そうとするので、即効性があります。
また、ガスによって調子が悪くなっていた消化器系を正常にしていくことができるので、むくみ解消や、便秘改善にも効果があります。
肌荒れの改善にも繋がったり、ガス抜きによって、イライラしていた気分も改善でき、リラックス効果も期待できます。
ガスを抜くヨガポーズは、出かける前にガス抜きができる、朝ごはん前に行うのがおすすめです。
ガス抜き片足ポーズ
便秘やガスに即効性があるとされているポーズです。
- 布団やマットの上に仰向けになります。
- 片足を両手で抱え込むようにします。
- 片足を抱えたまま、腹式呼吸を10回行います。
- 体を元に戻し全身の力を抜きます。
- もう片方の足を同じように抱えて行います。
弓のポーズ
便秘やガスに効果があるだけでなく、背中の痛みや肩こりにも効果があります。
きれいな背中になり、猫背も解消できます!
- 布団やマットのに仰向けに寝ます。
- 両手は体と平行にし、手のひらを上向きにします。
- ゆっくり息を吐きながら、ヒザを曲げてお尻の方へ近づけていきます。
- 背中を反らしながら、両手で足首を掴みます。この時、両ヒザが腰幅より広がらないように、ポーズの間は腰幅にキープします。
- ゆっくり息を吸いながら、足首を持ったまま、かかとをお尻から離すように上へ持ち上げます。同時に太ももを床から持ち上げます。首を痛めないようにアゴも一緒に上げます。
- 30秒その姿勢をキープします。
- 元に戻します。
猫伸びポーズ
猫が伸びをするようなイメージで行います。
- 足のつま先を立てて、お尻を足の上に乗せたままヒザを床につけます。
- 息を吐きながら、両手を前にのばして滑らしていきます。
- ヒザとお尻の角度が直角になるまで伸ばして、10秒くらいその姿勢で止まります。
- 元に戻します。
お腹のガスを抜きやすくしてくれます。
3.スクワット
外出中でも、トイレなど狭い場所でもでできるスクワットも、お腹のガス抜きの即効性が期待できます。
- 肩幅くらいに足を開き、足は真っすぐ前に向けます。
- 背筋を真っすぐ伸ばし、ゆっくり吸い込みながら、しゃがみます。
- 完全に腰を下ろさないで、お腹を圧迫しないところで止めます。太ももが床と平行になるくらいがいいです。
- 10~20回繰り返します。
スクワットにプラスして、その場で足踏みをするのもおすすめです。
足踏みは、ヒザを腰より上にしっかりと上げて、1分くらい行います。
下腹部が刺激され、腸の調子が良くなります。
4.マッサージ
ガス抜きに即効性があるといえば、お腹のマッサージ。
お腹に直接働きかけるガス抜きマッサージをして、お腹にガスを溜め込まないようにしましょう。
ガス抜きのマッサージはお腹の張り解消や、便秘の解消、予防にも効果があります。
マッサージも腸の機能が活性化する朝、起床後にするのがおすすめです。
ガス抜きのマッサージ
- 右を下にして横になります。
- 左手でゆっくりと、お腹全体を時計回りにさすります。
- 5~10分くらい行います。
腸刺激マッサージ
- 仰向けになり、ヒザを曲げます。
- おヘソの周辺を刺激していきます。
- おヘソの左上、左横、真下、右横、右上の順番で、軽く押していきます。
マッサージは繰り返し行うことで腸が徐々に活発になり、ガス抜きしやすくなります。
マッサージをしていて硬いところがあれば、そこにガスや便が溜まっている可能性があるので、その辺りを丁寧にマッサージしてあげるといいでしょう。
マッサージするのも痛いときは無理をせず、別の方法で解消しましょう。
うつ伏せで寝て足を曲げ、足を交互にバタバタさせる方法もガス抜きを助けてくれます。
5.お腹を温める
腸がむくんでいることも多いので、お腹を温めるのも、お腹のガス抜きに即効性が期待できます。
お腹が冷えていると、スムーズに腸が動かず、ガスが溜まりやすくなってしまいます。
お腹を温めることによって、腸の動きを促進し、ガスが抜けやすくなります。
また、お腹が冷えると全身が冷えてしまいますので、お腹を温めるのは大事なんです。
お腹を温めるには、
- カイロや温湿布を張って温める
- 湯たんぽや、ホット用のペットボトル(キャップがオレンジのやつ)をお腹に乗せる
- 腹巻を使って温める
- 湯船につかり、ゆっくり温める
- お腹を優しくさすり、摩擦熱で温める。
半身浴と、マッサージを組み合わせても効果的です。
おへそから下6、7センチ辺りは、冷えに効くツボが集まっているので、優しく刺激するようにさするといいです。
お腹は冷えたときにすぐ温めるのも大事ですが、常に冷えないようにすることも大事です。
まとめ
お腹に溜まったガス抜きをする、即効性が期待される方法は、次の通りです。
- 腹式呼吸
- ヨガのポーズ
- スクワット
- マッサージ
- お腹を温める
腹式呼吸は体内のガスと吸い込む新鮮な空気の交換を効率良くしてくれます。
ヨガのポーズは、ガス抜き片足ポーズ、弓のポーズ、猫伸びポーズなどがおすすめです。
スクワットは、お腹を圧迫しないところで止めるのがポイントです。
マッサージは、ガス抜きのマッサージ、腸刺激マッサージがおすすめです。
お腹を温めるのも、腸を活発にするので、ガス抜きをするのに効果的です。
辛いガス腹。お腹のガス抜きに即効性のある方法を取り入れ、快適なお腹にしていきましょう。
こちらの記事もご覧ください⇒お腹のガス抜きは、うつ伏せで出来る!?効くポーズの方法
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