あれ、昔は気にならなかった毛穴が、最近気になるような気がする。
年齢と共に気になるたるみ毛穴。
そろそろエイジングケアしなければ、とお考えですか?
たるみ毛穴になる原因は何でしょうか?
たるみ毛穴はケアして良くなるのでしょうか?
効果のあるケア方法はあるのでしょうか?
たるみ毛穴の特徴は?
では、どのような毛穴がたるみ毛穴と呼ばれるものなのでしょうか?
たるみ毛穴の形は、縦長楕円形、涙型、毛穴と毛穴がつながったものなど、普通の円い形から変形したものがあります。
たるみ毛穴は頬の部分に多く見られるのが特徴です。
また、たるみ毛穴は上に引っ張ると目立たなくなる特徴もあります。
こうした毛穴は、毛穴同士が繋がり小じわのように見えたり、ほうれい線などのシワを招く原因にもなります。
毛穴の数自体は、歳を重ねても増えません。生まれた時から同じ数の毛穴が存在しています。
たるみ毛穴の原因は?
では、たるみ毛穴の原因は何なんでしょうか?
たるみ毛穴は、加齢などで真皮のコラーゲンやエラスチンが減り、皮膚が毛穴を支えきれずに垂れて、下に引っ張られて毛穴が目立つようになります。
真皮のコラーゲンやエラスチンが減るの原因は、加齢の他に紫外線や活性酸素などがあります。
もともと目立っていた毛穴だけではなく、あまり目立っていなかった毛穴もたるみによって広がってしまっている状態です。
たるみ毛穴のケア方法
たるみ毛穴は加齢が原因だから仕方がない、と言って放っておくと、年齢とともに毛穴はさらに開いて言ってしまいます。
毛穴はすぐに閉じたり、簡単に改善しないものです。
毎日のケアが、半年、一年先に少しずつ肌に表れてくるので、こつこつとケアをしていくことが大切です。
たるみ毛穴は、予防と改善をしていくといいです。
たるみ毛穴の予防ケア
紫外線対策をする
肌の老化の65%の原因が紫外線と言われています。
紫外線が肌の表皮の下にある真皮まで届いて、活性酸素が蓄積され、肌の弾力を保っているコラーゲン、エラスチン破壊させてしまいます。
弾力とハリがなくなったお肌は、古いゴムのようにたるみ、シワになっていきます。
紫外線は、冬でも曇りの日も毎日降り注いでいます。
紫外線の影響を受けないのは、日が沈んだ夜の時間帯だけなんです。
熱さもまぶしさも感じないので浴びているのに気づきにくいので、ついつい油断して少しずつ紫外線を浴びてしまいます。
では、どのように紫外線対策をするといいのでしょう?
紫外線対策と聞いて、一番最初に思い浮かべるのが日焼け止めクリームかもしれません。
日焼け止めを塗っているから、紫外線対策は大丈夫なのでしょうか?
実は日焼け止めクリームは使用量をきちんと守らないと期待する効果が得られないんです。
日焼け止めは薄く塗っても効果がありませんし、厚塗りをすると毛穴を塞ぎ肌に負担をかけます。
そこでおすすめなのがパウダーファンデーション。
パウダーの粉に一種の紫外線散乱剤が含まれているので、紫外線対策に効果が期待できます。
パウダーファンデーションの他に練りファンデーションや、フェイスパウダーも紫外線を防いでくれます。
日焼け止めクリームに紫外線対策を全部任せるのではなく、毎日のメイクでもUVケアをし、たるみ毛穴の予防をしていきましょう。
抗酸化化粧品を取り入れる
生まれた瞬間から、肌の老化をさせるの原因となるのが「活性酸素」です。
活性酸素とは、私たちの体の健康な細胞を酸化させ、サビつかせ、傷つかせる悪玉の酸素です。
活性酸素は、呼吸をするだけでも発生します。
その他に紫外線、ストレス、喫煙、食生活などによっても多くの活性酸素を発生させてしまいます。
人には活性酸素を除去する働きがありますが、加齢とともに30代以降低下していきます。
活性化酸素からお肌を守りたるみ毛穴を予防するために、抗酸化化粧品を使いケアをするといいです。
抗酸化化粧品の成分には、次のようなものがあります。
ビタミンC誘導体
ビタミンCを肌に吸収されやすくしたもの。
抗酸化作用の他に美白作用やコラーゲンを合成する働き、皮脂抑制作用などもあります。
ナイアシン
水溶性ビタミンの一種なので、化粧水より美容液やクリームに配合されていることが多いです。
肌代謝を活発にし、コラーゲンやセラミドを合成を助け、肌の弾力やハリを保つのに効果的です。
リコピン
トマトにも含まれるリコピン。
食べるイメージが強いですが、化粧品として配合されると肌や毛穴で抗酸化作用の働きをしてくれます。
リコピンは美白効果も期待できます。
カテキン
お茶の成分カテキンは、抗酸化や老化防止作用があります。
また、美白や保湿作用もあります。
緑茶は飲むことでも、活性化酸素を消去してくれます。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは自然界に分布している赤い色素で、鮭やエビ、カニなどに多く含まれています。
抗酸化力が非常に高くコラーゲン生成を高め、たるみを抑制し、ハリや弾力アップに効果があります。
オウゴンエキス
オウゴンエキスは漢方薬で、シソ科の植物から抽出したエキスです。
抗酸化作用の他に、保湿や抗菌作用、美白効果などもあります。
抗酸化力の高い食べ物
活性酸素に対抗するために、化粧品によるケアと一緒に、抗酸化力のある食べ物も摂るといいです。
抗酸化力の高い食べ物は、
- ポリフェノール → ブルーベリー、ごまなど
- カロテノイド → 鮭やトマトなど
- ビタミンA、C → 小松菜やブロッコリー、卵黄など
- ビタミンE → 大豆、牛肉など
などがあります。
肌の水分量を高める
乾燥から肌を守るのもたるみ毛穴を予防するのに大切です。
スキンケアと食事で外からも中からも乾かないようにしましょう。
肌の保湿は、化粧水をたっぷりつけたり、乳液で水分が逃げないようにフタをするのではなく、肌から水分が逃げないようにする成分を与えるようにしましょう。
保湿する物質として、代表的なのがセラミド。
その他にヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどがります。
食べ物でも肌の水分量を増やすものを摂るといいです。
セラミドが含まれているごぼうやホウレン草、大豆など
ムチンが含まれる長芋やオクラなどねばねばしたものなど
これらを含め、バランスの良い食事を目指しましょう。
たるみ毛穴の改善ケア
コラーゲンを増やす
コラーゲンを増やすためには、直接コラーゲンを摂るのではなく、コラーゲンを増やす成分が入った化粧品を使う必要があります。
コラーゲンを増やす成分は、ビタミンC誘導体、ナイアシン、レチノールなどがあります。
ビタミンCは、皮脂の分泌を抑え、毛穴を引き締める効果もあります。
食事でコラーゲンを増やすのもおすすめです。
タンパク質(肉や魚)と緑黄色野菜を摂るといいです。
タンパク質は体内でコラーゲンの材料になります。
コラーゲンを増やし、たるみ毛穴をケアしていきましょう。
まとめ
たるみ毛穴ができる原因とケア方法をみてきました。
たるみ毛穴ができるのは、加齢や活性酸素などで真皮のコラーゲンやエラスチンが減り、皮膚が毛穴を支えきれずにたれて、下に引っ張られて毛穴が目立つようになります。
たるみ毛穴のケアは、予防と改善する方法があります。
予防ケア
- 紫外線対策をする
- 抗酸化化粧品を取り入れる
紫外線対策にはパウダーファンデーションがおすすめです。
抗酸化成分は次のようなものがあります。
ビタミンC誘導体、ナイアシン、リコピン、カテキン、アスタキサンチン
改善ケア
- コラーゲンを増やす
コラーゲンを増やす成分の入った化粧品を使うこと、食事でコラーゲンを増やすことがおすすめです。
たるみ毛穴はすぐに閉じたりしません。原因を知って、毎日のケアで改善していくようにしましょう。
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