ある日、鏡を見ていると、あれ?頬が片方だけたるんでいる?
そう気が付くことがあるかもしれません。
なぜか右側だけが、または、左側だけに頬などのたるみが気になるのでしょう?
なにか特別な原因はあるのでしょうか?
あるとしたら、どのようにセルフケアしていけばいいのでしょう?
目次
なぜ?片方だけの頬たるみ
もともと人の顔の骨格や表情筋は、ぴったり左右対称ではありません。
誰でも、大小違いがあるものです。
しかしながら、次のことが原因で左右の違いがでてきます。
- 表情のくせ
- 食べ物などを左右どちらか片方で噛む
- 車などの運転で片方だけ紫外線を多く浴びている
- 片方だけ頬杖をつく
- いつも同じ方だけ下にして寝ている
- 目の使い方が左右で差がある
- 体のゆがみが出るくせがある
- 口呼吸
- 内臓の不調
日常生活のちょっとしたクセが、シワやたるみを片方だけ目立っている原因になっています。
表情のクセ
口角を上げずに口を横に引いて笑うくせや、作り笑いなど表情のくせが筋肉の偏りを生じさせているかもしれません。
普段から無表情の人は、知らないうちにたるみやすくなっています。
表情筋は使わないと衰え、脂肪がつきやすくなり、下に引っ張られ、たるみやすくなります。
同じ表情を続けると表情のくせがついてしまいます。
表情筋を使うよう普段から意識するようにしてみましょう。
顔の筋肉だけではなく、首の筋肉の衰えも考えられます。
首の筋力が落ちてくると、顔が下方向にひっぱられ、頬などがたるむ原因になります。
首がガチガチになっている人、パソコンなどを長時間使用いしている人は注意が必要です。
首のリンパも流し、ほぐしてあげましょう。
食べ物などを左右どちらか片方で噛む
食べ物を片方で噛むくせがあると、使っている側の筋肉が緊張して、顔のゆがみを引き起こし、左右ばらばらのたるみがでてきてしまいます。
さらに同じ方でばかり噛んでいると、片方の歯だけすり減ってしまい、顔だけではなく、首や肩、全身のゆがみにも繋がってしまいます。
意識して左右どちらも使って噛むようにするようにしましょう。
車などの運転で片方だけ紫外線を多く浴びている
紫外線による「光老化」は、真皮にまで到達した紫外線が、コラーゲンを劣化させ、たるみを増やします。
車の運転など、片方だけ長時間紫外線を浴びていると、そちら側だけたるみが多くなってきます。
なかなか運転をしていると簡単に方向を変えることは難しいですが、日頃から隙のない紫外線対策をすることが予防に繋がります。
片方だけ頬杖をつく
無意識に片方だけ頬杖をついていませんか?
特に加齢や紫外線などにより、コラーゲン・エラスチンが減少していると、片方の頬杖を繰り返すことによって、頬杖をついている方の皮膚が伸ばされたるんでしまいます。
日頃のクセを見直してみましょう。
いつも同じ方だけ下にして寝ている
いつも同じ方だけ下にして横に寝ていると、上を向いて寝ているよりたるみやすくなります。
頭は体重の10%ほどと言われています。
その重さが下にして寝ている片方の頬などの部分にかかってきて、皮膚が引っ張られ、たるみの原因になります。
同じ方向だけ向いて寝ていると、頭蓋骨の骨格も歪み、顔の左右差がでてきます。
寝るときは意識的に方向を変えてみたり、寝がえりのうちやすいマットにしてみるといいでしょう。
目の使い方が左右で差がある
利き手があるように、目も利き目があります。
日常何気なく、利き目をつい使いすぎる傾向があります。
目の使い方に左右で差があると、目の周りにある筋肉にも影響があります。
また、テレビやパソコン、スマートフォン、書類などを正面で見ないで、斜め方向で見ていたりすると左右の目の使い方に差が出てきます。
目を多く使っていない側は目のまわりの筋肉をうまく使えていないため、たるみやすくなります。
体のゆがみが出る習慣がある
次のような習慣があると体が歪み、血液やリンパの流れが悪くなり、顔もむくみ、たるみなどの原因になります。
- 足を組む
- 立っているとき重心を片方にかけている
- バックを片方の肩にかける
- ヒールをいつも履く
- スマートフォンを長時間利用する
口呼吸
知らないうちに口呼吸していませんか?
日本人の半数は口呼吸しているとも言われています。
実は、「口呼吸」と同じ方向を下にして寝ていること、片方で食べ物を噛むことには関係があるんです。
口呼吸は姿勢が悪くても呼吸ができるので、猫背になりやすいです。
猫背の人は片方を下にして寝る、横向き寝になりやすいです。
猫背は、頬のたるみだけではなく、シワを深くしてしまいます。
片方の歯で噛んでいる人は、口呼吸している可能性があります。
口呼吸は健康的にも美容の面でも良くありません。意識的に鼻で呼吸するように直しましょう。
内臓の不調
顔に内臓の不調が表れることも多いです。
- 右→肺
- 左→肝
右頬の肌荒れやしわ、たるみ、貧血症状は、肺の不調かもしれません。
左頬のしわ、たるみ、くまは肝臓の不調の表れかもしれません。
片方だけ頬のたるみ改善セルフケアとは?
片方だけ頬のたるみが出る生活習慣を直す
一度たるんでしまうと改善するまでに時間がかかりますので、予防が大切です。
まずは片方の頬のたるみの原因になっている生活習慣を直して、たるまないよう予防しましょう。
頬杖をつく習慣をやめたり、片方で噛まないようにする、仰向けに寝る、紫外線対策をきちんとするなど、できるところから改善していきましょう。
虫歯があると片方で噛んでしまうので、虫歯をつくらないことも大切です。
表情筋を鍛える
頬のたるみが出ている側を中心に表情筋を鍛えましょう。
表情筋は年齢と共に衰えてきます。
普段から表情に緊張感を持たせ、たるみを予防していくのがおすすめ。
口をしっかり閉じ、姿勢を正し、あごから首ラインを意識するようにします。
舌を使った筋トレもおすすめです。
- 口を閉じて、舌の奥の筋肉を使い、上あごを前後になぞります。
- 頬へ舌を動かしながら押していきます。頬やあごまわりの筋肉を鍛えるイメージで行います。
血流を良くする
首筋を伸ばして血流を良くし、片方のたるみにアプローチします。
- 頬などのたるみが気になる側の手をグーにして斜め下に伸ばします。(脇を45度くらいに開きます。)
- 反対の手を頭の上に乗せるようにして、指先でたるんでいる側のこめかみ下部分を押さえます。
- こめかみ下部分を斜め上に持ち上げ、ほうれいせんが伸びて消えるところまで引っ張ります。
- ゆっくり呼吸しながら、顔をたるんでいない側へ横に倒し、肩を下げ、首筋を伸ばします。
- 顔を倒したままの状態で、舌を倒している側へ出し、息を3回ほど吐きます。
まとめ
気になる片方の頬のたるみの原因とセルフケア方法について見てきました。
原因は次のようなものがあります。
- 表情のくせ
- 食べ物などを左右どちらか片方で噛む
- 車などの運転で片方だけ紫外線を多く浴びている
- 片方だけ頬杖をつく
- いつも同じ方だけ下にして寝ている
- 目の使い方が左右で差がある
- 体のゆがみが出るくせがある
- 口呼吸
- 内臓の不調
セルフケア方法は以下のとおりです。
- 片方だけ頬のたるみが出る生活習慣を直す
- 舌をつかった筋トレなどで表情筋を鍛える
- 首筋などを伸ばし、血流を良くする
知らず知らずにしているクセ、ありませんか?
良くない習慣を直して、普段から頬のたるみを予防し、整った理想の顔を手に入れましょう!
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