毎日少しずつに寒くなっていくこの季節。
7割の女性が冷え性とも言われています。
冷えると色々と良くないことが起こります。
なかなか改善されない冷え性を改善してくれる飲み物があるといいですね。
今回は体を温める手軽に飲める飲み物をご紹介します。
体の中から温めて健康美になりませんか?
目次
冷え性を改善する飲み物
白湯
白湯とは水を沸騰させたお湯のこと。
白湯を習慣にしている有名人の話を聞いたことがあるかもしれません。
白湯を飲むことで内臓の温度を上げ、血流や代謝を良くして、体の中から温め、冷え性を改善してくれると言われています。
白湯はしっかりと沸かして作り、人肌よりやや熱いくらいの温度(約50度)に冷まして飲みます。
一度に多く飲むのではなく、少しずつ飲むようにします。
紅茶
意外と知られていないのが紅茶。
紅茶は茶葉を発酵させたものなので、体を温める効果が高いんです。
発酵食品に含まれている酵素の働きで血液がサラサラになり、血行が良くなります。
普通の紅茶もいいですが、こんな紅茶もいかがでしょうか?
レモンティー
レモンには新陳代謝を活発にする作用があります。
シナモンティー
シナモンは血液をサラサラにしてくれます。
生姜紅茶
温かい紅茶にすりおろした生姜を入れる「生姜紅茶」。
お好みで黒砂糖を加えます。
冷えを改善する食べ物として有名な生姜と、発酵させて作ってある紅茶を合わせて採れるので効果が期待できます。
白砂糖は体を冷やすので避けた方がよいでしょう。
しょうが湯
冷え性改善というと、まず思い浮かぶのは生姜かもしれません。
生姜に含まれている「ショウガオール」という成分が血行を良くし、体をポカポカにしてくれます。
寝る前に飲むと寝付きが良くなるとも言われています。
生姜は冷え性だけでなく、胃の働きを良くしたり、新陳代謝を良くする、免疫力向上など様々な効果があります。
生姜は生のままではなく、加熱、乾燥させることで、体を温めて冷え性改善になります。
こちらの飲み方もおすすめです。
ハチミツ生姜レモン
- 鍋に水と生姜のスライスを入れて沸騰させます。
- カップに移し、レモン汁とハチミツを入れてます。
ココア
ココアに含まれているカカオポリフェノールなどは血行改善効果があり、冷えやむくみなどに効果的です。
ココアは冷え性改善だけでなく、血圧を改善したり、紫外線による肌のダメージを軽減する効果もあるようです。
ココアはピュアココアがおすすめです。
砂糖を加える時は量を考えて入れるようにしましょう。
ほうじ茶
ほうじ茶は緑茶を炒って作られたものです。
コーヒーよりもカフェインは少なめです。
ほうじ茶にはピラジンという成分が含まれていて、血流を促すので、手足の冷えなどの改善が期待できます。
※カフェインが100ml当たり含まれる量
- コーヒー 60mg
- 紅茶 30mg
- 煎茶 20mg
- ウーロン茶 20mg
- ほうじ茶 20mg
ルイボスティー
南アフリカ原産で、昔から健康茶として飲まれているルイボスティー。
ミネラル、カルシウム、マグネシウムなど栄養が多く含まれ、冷えの予防や免疫力アップ、美容効果などもあります。
ノンカフェインなので、寝る前にも飲めますし、妊活中や妊娠中にもおすすめです。
カモミールティー
カモミールにはリラックス効果やホルモンバランスを整える作用があります。
生理痛や生理不順、冷え性の改善にも役立ちます。
カモミールは飲むだけではなく、入浴剤として使うのもおすすめです。
ウーロン茶
ウーロン茶は脂肪代謝を促進、ダイエットにおすすめな飲み物です。
新陳代謝を活性化、ストレス軽減、リラックス効果などがあります。
ウーロン茶は発酵の度合によっては体を冷やすこともあるので、温めて飲むようにしましょう。
ごぼう茶
ごぼうの皮にはサポニンというポリフェノールが血液をサラサラにする効果があります。
また、イヌリンという成分も含まれていて、冷えやむくみに効果があります。
ごぼう茶は糖分が少なく、ノンカフェインというのも嬉しいですね。
黒豆茶
黒大豆には、大豆イソフラボン、天然色素ポリフェノールのアントシアニンなどが含まれています。
アントシアニンは血流の改善の効果が期待でき、熱にも強いので黒豆茶にして飲むといいんです。
さらに、抗酸化作用もあるのでアンチエイジングにもいいと言われています。
黒豆茶はノンカフェインなので、寝る前やカフェインが気になる人、妊娠中でも安心して飲むことができます。
沙棘
沙棘(サジー)とはユーラシア大陸原産のグミ科の植物です。
スーパーフルーツとも呼ばれ、最近ではジュースなどとして売られているのを見かけます。
果実には、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど200種類以上の栄養素がバランス良く含まれていて、冷え性だけでなく、美容や疲労回復、貧血などにも効果が期待できます。
豊潤サジーのレビューもご覧ください⇒黄酸汁豊潤サジーは冷え性対策にいい?半年飲でみたレビュー
体を温める飲み物を見分ける方法
この飲み物が体を温めて冷え性にいいのか、それとも冷やしてしまうのか、迷ったときには次のような方法で見分ける方法もあります。
赤や黒など濃い色の飲み物
- 赤や黒など色が濃い飲み物→体を温めやすい
- 白や黄色など色が薄い飲み物→体を冷やしやすい
寒い地域で栽培されている飲み物
- 寒い地域で育つ→体を温めやすい
- 暖かい地域で育つ→体を冷やしやすい
どこで育ったのかで見分ける
- 土の中で育つ→体を温めやすい
- 土の上で育つ→体を冷やしやすい
季節で見分ける
- 冬に育つ→体を温めやすい
- 夏に育つ→体を冷やしやすい
茶葉を発酵させている飲み物
発酵しているものは体を温め、発酵していないものは体を冷やしやすいです。
- 非発酵 → 緑茶
- 半発酵 → ウーロン茶
- 発酵 → 紅茶
利尿作用があるもの
冷え性を悪化させる体を冷やす飲み物とは
体を冷やす飲み物とは、色が薄い飲み物、南国の果物(マンゴー、バナナ等)を使った飲み物です。
- コーヒー
- 抹茶
- 緑茶
- 牛乳
- ミントティー
- 麦茶
- 白ワイン
- ビール
カフェインは内臓を冷やすと言われています。
少量のコーヒーは体を冷やさないという説もあります。
牛乳は安眠効果があるので、寝る前に飲むときは、ココアやシナモンなど体を温めるものと一緒に飲むのがおすすめです。
冷え性をそのままにすると
冬だけではなく夏にも冷えを感じる人も多いようです。
冷え性をそのままにすると寒くて辛いだけではないんです。
- 免疫力が下がる
- 代謝が落ちる
- 抜け毛、白髪、薄毛
- くすみ、たるみ、シワ
- イライラ感、不眠
- ターンオーバーが乱れる
- 乾燥肌
基礎体温が1度下がると免疫力が30%、代謝は12%低下すると言われています。
免疫力が低下すると様々な病気になるリスクが高くなります。
代謝が落ちると老廃物がうまく排出されなくなります。
冷えると血流が悪くなり、頭皮や髪に栄養が届かなくなり発毛する力も衰えてしまいます。
老廃物を体に溜めてしまうと血液やリンパに影響が出て、くすみやしみ、むくみになることもあります。
代謝が落ちるとエネルギーを作るのが上手くいかず、さらに冷えるという悪循環になってしまいます。
さらに冷え性をそのままにすると、ターンオーバーも乱れ、潤い成分をうまく生成できなくなり、肌の乾燥を招いてしまいます。
乾燥肌になるとシワやたるみの原因にもなり、美肌から遠ざかってしまいます。
このように冷え性を放置しておくと健康面や美容面で様々な影響がでてしまいます。
まとめ
冷え性改善に良い飲み物をみてきました。
効果は個人差がありますので、自分に合った飲み物を試してみてくださいね。
また、冷えに良いからといって、同じ飲み物ばかり飲みすぎるのも良くありません。
ほどほどに取り入れて、冷え性を撃退して体をポカポカ綺麗になりましょう!
こちらの記事もご覧ください⇒肌のくすみとは?5つの原因と正しいお手入れ方法。
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